緑色に統一された客室

「ホテル グランパシフィック LE DAIBA(ル・ダイバ)」は、「機動戦士ガンダム」をモチーフとしたコンセプトルーム販売1周年を記念して、新ルーム「ROOM-G ジャブロータイプ」を6月1日宿泊分より販売する。さっそく取材に行ってきた。

劇中の舞台をモチーフにした部屋

「ROOM-G ジャブロータイプ」(ラグジュアリータイプ50平方メートル・2名宿泊時1名2万7,000円~)は、地球連邦軍の南米軍事拠点「ジャブロー」にて、ジオン公国軍と繰り広げられた攻防がテーマになっている。同ホテルから徒歩約5分のところにある「ガンダムフロント東京」では、現在ジャブローを舞台にした壁面映像を展開していることにちなんで、今回のコンセプトルームができたとのこと。

部屋の前室部分は、ジャブロー基地をイメージした装飾に。「JABRO」と書かれたドアを開けると等身大のスレッガー・ロウが出迎えてくれるほか、クローゼットの中や天井などにも作中のワンシーンが描かれている。

バスルームも緑色を中心にデザインされ、昨年からのコンセプトルームにもあったシャワーブースの名ゼリフ集は、ジャブロー仕様になっている。バスルームにはバスタブもあるが、セリフを味わうために、あえてシャワーブースを利用するのもいいかもしれない。

スレッガーがお出迎え

ジャブロー仕様の名ゼリフ集

客室は密林や迷彩色を意識した緑色で統一されており、壁面にも作中のシーンが描かれている。宿泊者による「プラモデルを置いて欲しい」という要望に応えて、デスク上にはモビルスーツのプラモデルを並べた。窓にはジャブローへ投下してくるジオン公国軍のザクをデザインしているが、これはジャブローを思わせるお台場の緑地とマッチした、視覚的効果も狙っていると言う。

プラモデルが並べられたデスク

降下作戦が目の前で

ジャブロー手ぬぐいとアメニティ

客室内には様々なしかけが

全タイプの客室でオリジナルパッケージのアメニティグッズに加え、6月1日宿泊分からは、新アメニティ「ジャブロー手ぬぐい」が提供される(PROJECT ROOM-G宿泊の全プランで提供)。

また、ルームサービスでは6月1日からの新メニューとして「ウッディ大尉のジャブロードッグVer.PROJECT ROOM-G」(1,700円)と「フラウ・ボゥの手作りサンドウィッチVer.PROJECT ROOM-G」(1,400円)が追加される(PROJECT ROOM-G宿泊の全プラン共通で注文可能)。

「ウッディ大尉のジャブロードッグVer.PROJECT ROOM-G」(1,700円)

「フラウ・ボゥの手作りサンドウィッチVer.PROJECT ROOM-G」(1,400円)

客室内の観葉植物にはミニフィギュアが隠れているほか、調度品やスイッチカバーまでガンダムコンセプトにデザインされている。また、作中の設定にちなんで爆弾のステッカーが部屋の4カ所に隠されているとのことで、寝ても覚めてもガンダム尽くしな滞在になりそうだ。

観葉植物の下に

スイッチカバーも特別仕様

ドアの裏からハロが

新ルームの「ROOM-G ジャブロータイプ」は1日1室の販売。昨年から販売されている「ROOM-G スペシャルタイプ」は1日1室、「ROOM-G スタンダードタイプ」は1日8室の販売で、予約はホテル公式サイトから。ジャブロータイプとスタンダードタイプは、すでにこの先3カ月分の土日がほぼ埋まっているようだが、予約状況はサイトで確認できるので、早めのプランニングをオススメしたい。

(C)創通・サンライズ