カナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーのペットの猿「マリー」が、ドイツの所有物になってしまったという。
ジャスティン・ビーバーのペットの猿がドイツの所有物になってしまった。ジャスティンが可愛がっているマリーは、3月にジャスティンが「ビリーブ・ツアー」公演のためにミュンヘンを訪れた際、必要な予防接種と輸入に関する書類を提示できなかったために当局に没収されていた。
そして今回、指定された締切日5月21日までにジャスティンが必要書類を提示できなかったため、ドイツ当局がそのオマキザルの所有権を移行する法的書類を申請するに至っている。今後マリーはドイツ国内の動物園に送られることになると見られているが、送り先の動物園はまだ確定していない。ドイツのピーター・アルトマイヤー環境大臣は「猿はとても社交的な動物です。ですから我々はマリーが安全で他の仲間と共に暮らせる場所へと連れて行くつもりです」とコメントを寄せている。
ドイツ当局は、生後20週間のマリーをミュンヘン市内の動物保護施設で保管しており、数十万円に上ると見られているその世話代をジャスティンに請求する方向だと明らかにしている。また、同施設は生まれたばかりの猿は少なくとも1歳になるまでは母親から引き離すべきではないとして、マリーをペットとしていたジャスティンのことも非難している。
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