公開中の映画『クロユリ団地』の鑑賞会が20日、東京・渋谷区の玉井病院で行われ、南海キャンディーズの山里亮太、タレントの水沢アリー、千葉県船橋市の非公認キャラ、ふなっしーが出席した。

映画『クロユリ団地』の"恐怖の孤独鑑賞会"に出席した水沢アリー

ジャパニーズホラー映画の巨匠、中田秀夫監督作品で元AKB48の前田敦子が主演した『クロユリ団地』。5月18日に初日を迎え、その怖さに大きな話題を集めている。この日はかつて本物の病院として利用されていた初台の玉井病院に、AKB48のファンでもある山里亮太、ホラー映画を一度も見たことがないという水沢アリー、そしてキモキャラで話題のふなっしーが登場。事前の説明を一切受けなかった3人は、MCから「『クロユリ団地』を鑑賞していただきます。それもVIP待遇で、それぞれ個室を用意しました」とイベント主旨を説明されて顔面蒼白に。「本当に嫌だ! このタイミングでVIP待遇なんて」と山里が拒絶し、水沢も「心の整理ができていない、そういう状況。本当に無理なんです! ホラーが!ただただそういう気持ち」と戸惑うも「やっぱり芸能界が間もないし、ぺーぺーだからぺーぺーなりに見ます!」と意を決し、山里やふなっしーとともに鑑賞会に臨んだ。

鑑賞会後の囲み会見で感想を求められた山里は「とても怖かった。恐怖が止まらず連続して来る。時々遠くから聞こえてくる、ふなっしーの叫び声で余計に怖かった…」と回答。前田敦子の演技については「見事に狂気を演じ切っていた。女優として着実にステップアップしていてファンとして嬉しいですね」と絶賛し、報道陣からの「誰とこの映画を見たい?」という質問には「まゆゆ(渡辺麻友)。あ、また(ブログが)炎上しますね…」とコメントした。一方、鑑賞中に大粒の涙を流していた水沢は「こんなに怖い前田さん、会いたくなかった~。怖さが予想をはるかに超えていた。(ホラー映画に)出るのは絶対イヤ! 見るのも、今日でイヤになりました!」と話していた。