優香「おデブちゃんのお尻を叩くのが気持ちよかった」

5月25日公開の映画『体脂肪計タニタの社員食堂』の完成披露試写会が7日､東京･板橋のワーナー･マイカル･シネマズ板橋で行われ、主演の優香をはじめ浜野謙太、宮崎叶夢、草野イニ、李闘士男監督が出席した。

ベストセラーを記録した田中大祐原作の同名小説を、『デトロイト･メタル･シティ』の李闘士男監督が映画化した本作。世界初の体脂肪計を開発した健康計測機器メーカーのタニタの実話をベースに、二代目の副社長である谷田幸之助(浜野謙太)をはじめ、なぜか肥満体形ばかりの社員たちが、社員食堂の栄養士としてやってきた春野菜々子(優香)のサポートを受けながらダイエットプロジェクトに取り組む。

この日はタニタの本社がある板橋の劇場を会場とし、多くの社員や優香扮する春野菜々子のモデルでもある栄養士の荻野菜々子さんを前にして舞台あいさつ。主演の優香は｢どういう風に思われるのか気になりますけど、心の広いタニタさんなので温かく見ていただけると思います｣と話すも｢ダイエットを頑張った二人がいて、その成果が画面を通して伝わってきます。その頑張りを見て欲しいですし、とにかく楽しい映画なので、笑って劇場から出た後に美味しいものを食べて明日から頑張ってくれたらうれしいですね｣と作品の出来には自信をのぞかせた。

劇中では、肥満社員の尻を叩く栄養士役を演じた優香は｢お尻を叩くとかダメ社員に『頑張れ頑張れ』と背中を押すのは気持ちよかったですね。ストレスが発散できましたよ｣と満足げ。さらに｢おデブちゃんたちが可愛いんです! その愛らしいところもこの映画の見どころですよ｣と意外にも"デブ専"(?)な一面を明かしていた。映画『体脂肪計タニタの社員食堂』は、5月25日より角川シネマ有楽町ほかで全国公開。