サントリーの缶コーヒー『BOSS』シリーズといえば、パイプをくわえた男性のイラストが印象的ですよね。この男性はいったい誰なのでしょうか。BOSSのデザインの秘密について、サントリービジネスエキスパート株式会社 宣伝・デザイン本部 デザイン部 課長の石浦弘幸さんにお話を伺いました。

BOSS缶のキャラクターは誰!?

――BOSS缶にデザインされている、あのダンディな男性は誰なのでしょうか?

「ボス」のブランドコンセプトである「働く男の相棒」を表現したオリジナルキャラクターです。

――オリジナルキャラクターということは、誰か実在した人物をモデルにしたわけではないということですか?

はい、特定のモデルは存在しません。見る人がそれぞれの「理想のボス像」として自由にイメージを投影できるよう、あえてディテールをなくしてハイトーンタッチで描きました。

――なるほど。それでシルエットのような感じになっているんですね。

「長く付き合える相棒のようなコーヒー」を目指して

――BOSS缶をこのデザインにしたコンセプトを教えて下さい。

コーヒーの苦さ・砂糖の甘さ・ミルクの優しさを兼ね備えた「時には優しく、時には厳しく、頼れる男」をデザインしました。

――頼れる男というのがいいですね。

はい。ほっと一息つきたいとき、いつも傍らにいてくれる、「長く付き合える相棒のようなコーヒー」を目指して、単なる飲み物としてではなく、飲む人の相棒となり得る人格をパッケージに作り込みました。

――デザインとしてこだわっている点を教えてください。

常に飲む人の気持ちを考えてデザインしています。また、品質感・安心感と、斬新な提案を両方兼ね備えた表現を心掛けています。

――このBOSS缶のアートディレクションは誰が担当したのでしょうか?

BOSS缶を発売以来、ほぼすべてのアイテムを、私を含めた当社デザイン部のデザインチームが担当しています。

――ありがとうございました。

BOSS缶のデザインはなんと自社のデザインチームが担当とのこと。こういったデザインを外部にお願いしている企業も多いので、これにはちょっと驚きですね。

(高橋モータース@dcp)