ポルシェ ジャパンは上海モーターショーにて、第2世代となる新型「パナメーラ」のワールドプレミアを行ったことを発表した。クラス初のプラグインハイブリッドモデルや、ホイールベースを延長したロングバージョンも初めて公開された。

「パナメーラSeハイブリッド」

「パナメーラ ターボ エクスクルーシブ」

アジア市場をリードする上海モーターショーでのポルシェの最大のハイライトとなる、新型「パナメーラ」がついにワールドプレミアとなった。さまざまな面で大幅な改良が施されただけでなく、クラス初のプラグインハイブリッドモデルなどが投入され、そのラインアップは10車種にまで拡大された。

発表にあたり、ポルシェAG社長兼CEOのマティアス・ミューラー氏は、2012年には「パナメーラ」の3台に1台が中国で販売されたことを挙げ、「中国がポルシェにとって世界で2番目に大きな市場となっている」と述べた。

新型「パナメーラ」で最も注目される「パナメーラSeハイブリッド」は、システム出力416PS、0-100km/h加速5.5秒を誇る。燃料消費量は100kmあたり3.1リットル(NEDC : 新ヨーロッパ走行サイクルにもとづく)となっており、単純計算では燃費32.3km/リットルと驚異的な数値になっている。

ホイールベースを150mm延長して後席レッグスペースを拡大した「パナメーラ4S エグゼクティブ」と「パナメーラ ターボ エグゼクティブ」も注目を集めている。きわめて充実した装備を誇り、とくにリアシートは高い快適性を誇る。エアサスペンションにより乗り心地も改良されているという。