世界118の国と地域に約3万店舗があるというマクドナルド(2009年6月現在、公式ホームページより)。弊誌でも海外マクドナルドレポート記事を度々掲載し、日本とのメニューの違いを紹介してきましたが、今回はインドネシアやネパールなどの出身外国人20人に「母国と日本のマクドナルドの違い」について聞いてみました。

・母国のマクドナルドではご飯が売られています。日本では日本風のバーガーもあり、面白くておいしいです (インドネシア/男性/40代後半)

ご飯のメニューはハワイやフィリピンでも見かけますね。バーガーだけにこだわらない幅広いメニュー展開で、飽きがこない、というメリットもありますよね。

・日本はカフェのような雰囲気がありますが、ドイツではいかにもファストフードのお店といった感じです。日本のお店の方が感じが良くとても快適です。中高生がいない時間帯では大人の雰囲気なので読み物などもしやすいです (ドイツ/男性/30代後半)

日本ではバリスタがいる「マックカフェ」や、他の通常店舗とデザインが異なる新世代デザイン店舗が展開されていますね。チェーン店でありながら異なる業態を盛り込んでいる点が面白いです。

・店舗数が大幅に差がある。サービスが良くて便利 (ネパール男性40代前半)

2010年に約400店舗を閉鎖したとはいえ、世界的に見たら日本はまだまだ店舗数が多いようです。

・日本ではメニューサイクルが短くて、様々な味を楽しめます。あと、日本のマクドナルドのメニューはサイズが小さいように思い、味はちょっと薄いです (フランス/男性/20代後半)

様々な商品が登場し、しかもその大半が期間限定。「今のうちに食べなきゃ! 」という思いにさせるうまい戦略ですよね。サイズに関しては、個人的には「ビッグマック」を初めて見たとき「あれ、もっと大きいと思ってたのに……」とちょっとショックを受けた記憶があります。

(アリウープ おーた)