テレビ東京系のバラエティー番組『ゴッドタン』が映画化されることが決まり、18日、東京・渋谷の渋谷公会堂で記者会見が行われ、お笑い芸人の劇団ひとり、おぎはやぎ、バナナマンが出席した。

左からバナナマンの日村勇紀、設楽統、劇団ひとり、おぎやはぎの矢作兼、小木博明

テレビ東京系で2007年より放送している深夜バラエティー『ゴッドタン』の人気企画である「キス我慢選手権」が『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』として映画化されることになった。物語は、主人公を演じる劇団ひとりに、暗殺組織やゾンビ、敏腕刑事に屈強の戦士などが襲い掛かり、極限状態の中で美女がキスをせがむなど、24時間ノンストップで劇団ひとりが芝居を続けるというもの。

この日は2,000人のファンを前でイベントが行われ、キャスト陣がイベント前に報道陣の取材に応じた。本名の"川島省吾"として主演を果たした劇団ひとりは「『キス我慢選手権』が映画になったということでスケールが大きくなっていまして、劇中ではアドリブで全部やりました。何の打ち合わせもなく普通に爆破シーンがあったりと、普通の映画ではあり得ないことがありましたよ。普通、視聴率取っている番組の映画化が多いんですけど、『ゴッドタン』は数字を取ってないので驚きましたね」と笑わせて、「僕はアドリブで全部対応しているので、見応えがあると思います」とアピールした。

"Vシネマ界の帝王"こと竹内力をはじめ京本政樹や渡辺いっけい、格闘家の武蔵など共演陣も豪華。「誰が来るのか聞かされていなくて、武蔵さんや渡辺いっけいさんがいらしてビックリしました。でも竹内さんは撮影の一週間前にあいさつしていただいたので、あまり驚きませんでした」と共演の感想を。また、同企画でおなじみのセクシー女優陣との"キス我慢"について設楽は「すべてにおいてパワーアップしています。モニタリングしている感じだと、(本作が区分されているRG12より)凄かったですよ」とセクシー度を強調していた。映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』は、6月28日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開。