熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【アゲるテレビ】→【アゲる】と略表記します

●「矢部浩之&青木裕子の披露宴。ドレスの値段は?」【ノンストップ】

「加藤浩次の提案で急きょ決まった」という『めちゃイケ』特番での披露宴だけに、「準備期間10日」の強行スケジュール。そのためか列席者は、にしきのあきら、エスパー伊東、畑正憲、高橋真麻と地味な顔ぶれだったが、矢部のプロポーズ再現や、江頭2:50の乱入など、らしい演出も見られた。

媒酌人を務めた加藤は、「裕子さんが矢部を好きだと思っていたけど真逆。それに一番ビックリ」と笑い、岡村隆史も「あんなにサプライズ好きでマメな男とは知らなかった」と苦笑い。 ちなみに、披露宴の会場や演出は全て番組が用意したが、青木のドレスは自分で手配。「即決した」というプリンセスラインのウエディング・ドレスは、『ギャレリア』青山店でレンタルし、30万円とのこと。かなり庶民派だったりする。

続いて番組は、関東での視聴率が20.8%だったことを紹介。さらに、「もっとスゴイ視聴率の人がいました!」とあおり、レギュラー出演者・陣内智則の披露宴を引き合いに出す。何と関東24.7%、関西では40.0%の驚異的な視聴率だったのだ。陣内はたまらず「もうええやろ~」と涙目に。

●「中島知子、事務所を解雇。霊能者との関係復活か」【ミヤネ】

冒頭、意味深に「Xデーは近づいてきている」と話す井上公造。どうやら中島と自称・霊能者が会う日のことらしい。さらに井上は、「中島さんの頭の中は、霊能者が全て。仕事はどんなものでもいいから、とにかく彼女と住みたがっている。芸能界には固執していない」と断言。先日のテレビ出演も、「テレビを通じて『会いたい』というシグナルを発信したかったから」「所属事務所を辞めたので、2人の間に障害がなくなった。あと会いに行くだけ」という。ちなみに霊能者の現状は、「派遣会社に登録して、肉体労働をしている」とのこと。所属事務所もなく、もはや芸能人とは言えない中島に、彼女は興味を示すのか。

●「篠田麻里子が理想のプロポーズを語る」【スッキリ】

自らプロデュースしたウェディング・ドレス姿を披露した篠田。理想のプロポーズを聞かれると、「夜景が見えるロマンチックなところで、まずケンカをして、お互いに嫌な感じになっているんだけど、そこでいきなり『結婚しよう』って言われる」と満面の笑みで話した。 これを見た加藤は、「矢部んとこみたいな(急にくる)感じじゃん」と旬のネタでたとえたが、テリー伊藤は「妄想だな」と一蹴。AKBへのコメントは裏話を話したがるテリーだが、篠田のネタはないのか。

●「逸見政孝さんとの思い出と借金。息子・太郎が激白」【ノンストップ】

7本ものレギュラー番組を抱える超売れっ子司会者だった政孝さん。夢とこだわり持って建てた家は、総工費12億円の豪華さで「逸見御殿」と呼ばれ、まさに幸せの絶頂だった。しかし、そのわずか8カ月後、衝撃のがん公表会見を行い、3度の手術を経て帰らぬ人となってしまう。そして、家族に残されたのは多額の借金。生命保険と預貯金で5億円返済しても、7億円もの借金が残ってしまったのだ。

そこで立ちあがったのは、専業主婦だった母・晴江さん。闘病記の出版と講演活動で返済を続け、最後の数千万円は自らの生命保険をあて、実に18年で完済したという。

スタジオに息子・逸見太郎が現れ、「借金は手術のときに初めて知った」「父は医者に『家のローンが残っているから最低あと2年は生かしてくれ』と言っていた」などの真実を明かす。さらに現在、「年間400万円の固定資産税、月10万円の光熱費がかかり、生活を圧迫している。でも、家を手放すつもりはない」と言い切った。でもやっぱり苦笑い。仕事が激減した太郎がどうやりくりしているのか定かでないが、親子の絆は健在か。

●「鈴木奈々が彼との新居を物色中。式場も予約へ?」【スッキリ】

あるイベントに参加した鈴木奈々が、突然「こないだ彼と2人で物件を見に行って、いいところを見つけた」と話し出した。交際4年を迎え、両親のOKも出ているという。かねてから、「誕生日の7月9日にプロポーズされて、入籍したい」と宣言していたが、この日はさらにエスカレート。「このあと結婚式場に行って、勝手に決めちゃおうと思ってる。お台場や代官山がいいな」という計画も明かした。ちなみに、「逆プロポーズはしたくない」とのこと。それは既に“ほぼプロポーズ”では。

ここでなぜか義理の姉・鈴木沙織が登場。一児の母だが奈々の紹介でモデルデビューしたらしい。「奈々は私がいないと何もできない」と語る義姉。「たくさん助けてもらって生きてます」と話しつつ、意味不明の踊りを見せる奈々。結婚ネタだけでは持たないと思ったのか。そういう意味では、一流のタレントかも。

●「福山雅治は“細かすぎる男”だった。裸でT字ワイパー?」【アゲる】

番組は、ドラマ『ガリレオ』放送を記念したインタビューを実施。

最近、ストレートな歌詞が増えた理由を「『よく思われよう』としなくなった。今まで多くの人に向けて曲を書いていたけど、最近『たった一人に向けた曲のほうが響くんじゃないか』と思うようになった。『この人のために書くから嫌われてもいいや』って」と、つくづく男前なコメントだ。

続いて、理想の女性を聞かれると、「明るく元気」「心身ともに健康」「気性のアップダウンがない」「『あなたのために』ではなく、『私が食べたいから作ってる』くらいの料理好きな人」とけっこうマジメに語る。しかし、最後に「自分より性格が細かくない人」と答えた福山に、インタビュアーの佐々木アナが食いつく。「どう細かいんですか?」とツッコむと、「周りの人からよく『細かい』って言われるんですよ。たとえば、風呂から出るとき必ずT字ワイパーで、床と壁の水を切る。自分の体をふくより先に、裸のまんまで」と意外な素顔を披露。裸でT字ワイパー姿の福山を妄想したのか、「大ファン」の西尾由佳理もバカ受けしていた。

●「『僕は主役で下積み』。松坂桃李、独占インタビュー」【とくダネ】

歩いていても食事中も常に周りを気づかう優しさと、「焼酎とマグロの赤身が好き」という親しみやすさ。さらに、初の週刊誌スキャンダルは、「ひとり焼き肉。その店はまだ行ってます」と笑う爽やかさ。「恋愛なんてする気ないでしょ?」と聞かれると、「あ~今、そこに関してのアンテナが薄れていますね」と明かすなど、どこまでも好青年だ。

しかし、そんな笑顔の裏には、不安や葛藤があるという。映画・ドラマともにデビュー作から主役に抜擢され、わずか4年で蜷川幸雄演出の舞台にたどりつく。早すぎる出世ペースについて、「自分の立ち位置に対して、ありがたい気持ちも、申し訳ない気持ちも、頑張ろうという気持ちもあります」「事務所からは『今が勝負だ』と言われますが、10年後、20年後もきっと同じだと思う。でも、それを越えなければ高みは目指せない」「『俳優は天職だ』と言えるように、下積みから頑張る」という感覚らしい。つまり、主演をしながら下積みをしているのだ。

これを見た菊川怜は、「私はお母さんの役で共演しました」と苦笑い。「すごく優しかったですよ」と続けたが、「何で恋人役じゃないの?」と言いたげな顔だった。

●「戸田恵梨香と綾野剛が破局」【ミヤネ】

交際報道から3年、昨年は戸田の地元・兵庫県に行く姿も撮られていた2人が、ここに来て破局。綾野の亭主関白な振る舞いが原因という。同棲中、部屋にゴミが落ちていても綾野は一切拾わず、わざわざ戸田に捨てさせるほどの徹底ぶり。戸田は料理や洗濯も頑張り、綾野に尽くしてきたが、その結果ストレスで胃腸炎になり、激ヤセしたらしい。宮根も「これが本当だったら大変ですよ」も驚くが、確かに戸田は主演ドラマの濡れ場シーンで、激ヤセぶりが話題になっていた。

松山ケンイチ、村上信五が交際後にブレイクするなど、一部で“アゲ女伝説”を持つ戸田。綾野が主演俳優にステップアップした今、別れの時期なのかもしれない。

●「2年ぶりに会ったオセロ、意味深な笑顔で解散宣言!」【とくダネ】

突然、松嶋尚美がブログを更新し、正式解散を発表。その内容は、「今、2年ぶりに相方みっちょんに会いました。1時過ぎから会って、色んな話をしました。わだかまりも、休んでた間の出来事も…結構話した!! そして、2人で出した結論です。今、解散します!! これからはお互い頑張ります! 色々迷惑かけた皆様、応援してくれてた皆様…ありがとうございました!! オセロでした。コンビ最後のツーショット」。

その後、松嶋はノーコメントを貫いたため、マネージャーに尋ねると、「僕らは本当に(話し合いへ)参加していない。ブログの内容も2人で決めてアップした」とのこと。しかし、話し合いは不調に終わり、「恨みごとは言わないようにしよう」と口裏を合わせたのは明らかだ。

一方、小倉は「(写真を見て)なごやかな顔ですね。ただ、松嶋さんはいいとして、中島さんは仕事があるのかな」と心配する。1993年の結成から20年目での解散は、後味の悪さだけが残った。

●「米倉涼子、高校時代はサッカー部の彼とラブラブ!」【スッキリ】

主演ドラマ『35歳の高校生』番宣でスタジオに現れた米倉。まだスタート前なのに、女子高生風のブレザー&ミニスカ姿もすっかり見慣れた気がする。話題は番組の見どころから、「どんな高校生活を送っていたか?」へ。「週に5~6回バレエに通っていたから遊んでない」「同級生が応募してくれただけで芸能界は全然だった」「サッカー部の人に告白してラブラブだった」とセキララに話した。

続いて、美貌の秘けつを聞かれると、「いやいや、(女子高生と)比べるとお肌がゆるんでるんですよ」とバカ受け。さらに、「昨日もキング(サイズ)のカップラーメンを食べてて、学生たちに『米さんワイルドだね~』と言われました」とぶっちゃける。聞けば何でもしゃべるリップサービスも、連ドラ女王たるゆえんだ。


1年以上に渡ってさまざまな報道が飛び交った中島知子の洗脳騒動。事務所の退社と、オセロの解散宣言で、ようやく幕引き……とスンナリはいかない。中島が芸能活動をやめたわけではないし、マスコミも事あるごとに2人を追いかけ、お互いのことを尋ねるだろう。

それに、松嶋も事務所も、「今はダメだが、もし元の中島に戻ったら迎え入れよう」と思っているかもしれない。世間から「甘い」と言われようが、そこは目立ったもん勝ちの芸能界。数年後、数十年後の再結成もあるのではないか。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など