沢村栄治選手(東京巨人軍)と名勝負を繰り広げた景浦将選手

阪神電気鉄道が運営する兵庫県西宮市の「甲子園歴史館」は4月9日~7月21日、企画展「景浦将と虎の歴代スラッガー特集」を開催している。

虎ファンの琴線に触れる貴重な展示が盛りだくさん

同展示では、プロ野球創設時、首位打者1回、打点王2回を獲得するなど大阪(現阪神)タイガース黄金期の中心打者として活躍した"虎の初代スラッガー"景浦将選手を特集する。また、同チームの各年代に在籍したスラッガーにもスポットを当て、当時の写真や展示品で紹介。さらに、2013年の新入団選手に関する展示も併せて行う。

主な展示内容は、景浦将選手の1937年のホームランボール、日本職業野球首位打者メダル、大阪野球倶楽部選手契約書など。また、歴代スラッガーである藤村富美男選手(記念楯)、山内一弘選手(バット)、田淵幸一選手(記念メダル)、ランディ・バース選手(バット)、金本知憲選手(バット、ボール)などのほか、新入団選手紹介として藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭時代のグローブ)、北條史也選手(光星学院時代のバット)の品が展示される。

同展示の開催期間は、9日から7月21日まで。場所は阪神甲子園球場に併設される同施設内の「企画展示コーナー」となる。入場料は同施設の入館料に含まれ、入館料は、大人500円、子供300円。