「機動戦士ガンダムの誕生とシャア・アズナブル展」ビジュアル

東京・台場のダイバーシティ東京プラザにオープンし、4月19日で1周年を迎える「ガンダムフロント東京」が、『ガンダム』に関するさまざまなテーマで「企画展リレー」を実施することが決定した。

同施設のシンボルでフェスティバル広場にそびえ立つ全長18mの「RG1/1 RX-78-2ガンダムVer.GFT」を中心に、『ガンダム』ワールドを体験、体感できる観光名所としてすでに多くの人が訪れている「ガンダムフロント東京」だが、今回は開業1週年を記念して計7回が予定されている「企画展リレー」がスタートする。企画展の第1弾、第2弾は、8月28日にBlu-rayメモリアルボックスの発売が決定している、シリーズの原点『機動戦士ガンダム』がテーマとなる。

第1弾は『機動戦士ガンダム』に登場する言わずと知れた大人気キャラクター、シャア・アズナブルにスポットをあてた「機動戦士ガンダムの誕生とシャア・アズナブル展」。アニメ放映時の数多くの資料のほか、高さ約3.7m、幅約3.4mの実物大シャア専用ザクのヘッド、全高約2.5m本邦初公開の1/10サイズのサザビーなどここでしか見ることのできない大迫力の展示物を設置する。さらにシャアの声優を務める池田秀一が声を吹き込んだ「ガンダムクイズ」など、展示物以外にもシャアの魅力を凝縮したさまざまなコンテンツが展開されるという。会期は4月19日~6月5日。

第2弾は『機動戦士ガンダム』放映当時より、キャラクターデザインおよび作画ディレクターを務めている、安彦良和氏をフォーカスした「機動戦士ガンダムの誕生とアニメーター 安彦良和展」(仮)。5月31日発売予定の「安彦良和 アニメーション原画集『機動戦士ガンダム』の発売記念企画展であり、TVシリーズ&劇場版の原画などを展示する。アニメーター・安彦良和氏の描線を堪能できる企画展となる。会期は7月20日~9月上旬(予定)。

実物大シャア専用ザクのヘッド

RG MS-06S シャア専用ザクVer. GFT

HGUC サザビー Ver.GFT

そして第3弾は「ガンダムサイエンス展」。シリーズに登場するる「スペース・コロニー」や「モビルスーツ」などさまざまなキーワードを基に、現代の科学技術や宇宙開発を対比しながら未来世界の可能性を解説していく展示となる。こちらの会期は7月20日~9月上旬。第4弾以降については現在企画中で、確定次第順次発表されていく。

なお、一周年記念と「シャア・アズナブル展」と連動して、「ガンダムフロント東京」では、限定のシャア専用MSのガンプラ2種を販売。同施設内の映像体験施設「DOME-G」に登場するる新デザインのシャア専用機2機、「RG MS-06S シャア専用ザクVer. GFT」(2,500円)、「HGUC サザビー Ver.GFT」(2,800円)が新登場する。

(C)創通・サンライズ