「サイクルトレインにゃんよ号」リハーサル風景

四国旅客鉄道(JR四国)は、JR予土線の利用を促進するとともに、愛媛県南予におけるサイクリングの一層の普及や沿線地域への誘客を図ろうと、同路線において自転車をカバーにかけずに列車内に持ち込める「サイクルトレインにゃんよ号」を3月20日から運行する。なお、列車名の「にゃんよ」は南予地域のキャラクターの名前。

運行期間は、春季が3月20日~5月1日の土・日・祝日とゴールデンウィーク期間中で、計23回、夏・秋季は7月20日~10月20日の土・日・祝日で、計33回。いずれも、上りが宇和島駅9時38分発で江川崎駅10時45分着、下りが江川崎駅14時23分発で宇和島駅15時28分着の1日1往復となる。自転車の乗降可能駅は宇和島、務田、近永、松丸、江川崎の各駅とのこと。

料金は普通運賃のみで、自転車の持ち込みは無料。定員は20人で事前予約が必要となる(定員に満たない場合は当日乗車可能)。申し込み方法は「サイクルトレインにゃんよ号」事務局に、運行日の直前の金曜日17時までに連絡。ただし、3月20日の運行は3月19日まで、ゴールデンウィーク期間中の運行は4月26日までの申し込みとなる。

なお、愛媛県南予地方局が、JR予土線沿線の観光情報や駅周辺の周遊ルート・サイクリングコースなどを紹介した「よどせん散策まっぷ」を作製し、主要駅で配布する予定。詳細は、同社公式ホームページを参照のこと。

四万十川の上流部に沿って走るJR予土線

写真提供:愛媛県 経済労働部管理局 観光物産課 観光まちづくり係