「11ぴきのねこ」のキャラクターを使用

青森県三戸町は、三戸町出身の漫画家・故馬場のぼる氏が描いた「11ぴきのねこ」のキャラクターを使ったナンバープレートを4月1日から配布する。

同町では、「11ぴきのねこ」を使ったまちづくりの一環として、左右にねこを配置した原動機付き自転車用のナンバープレートの製作を進めてきた。

町税務課によると、漫画のキャラクターを採用したオリジナルナンバープレートの導入は全国で7番目。非定型(長方形以外)のものは、北東北3県では初となる。図案は、町職員から募り、応募作品22点の中から町長らが決定した。

ねこの著作権を監理する出版社「こぐま社」は、まちづくりに利用するのであればと快く使用を許可。プレートに描かれるねこの色は、絵本で使われている色を忠実に再現しなければならないなど、製作には苦労もあったという。

新ナンバーは、先着順に「1001」から交付。現在のプレートとの交換も無料で実施する。