『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞に輝いた22歳のジェニファー・ローレンス。写真は左からダニエル・デイ=ルイス、ジェニファー・ローレンス、アン・ハサウェイ、クリストフ・ヴァルツ (C)BANG Media International

第85回アカデミー賞で主演女優賞に輝いた22歳のジェニファー・ローレンスは、オスカー受賞後にすぐさまジャック・ニコルソンにナンパされたという。

日本時間25日、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された同授賞式後にジェニファーは、御年75歳の大ベテランであるジャックから、自身のことを昔の恋人に似ていると声をかけられ「いつまでも待ってるよ」と誘いを受けた模様。彼女は、米ABCの朝の情報番組『グッド・モーニング・アメリカ』からインタビューを受けていた際、ジャックが脇から乱入してジェニファーに「君は僕の昔のガールフレンドにそっくりだよ」と話しかけると、ジェニファーは「本当? 新しい恋人みたい?」とその場を取り繕っていた。ただジャックが「僕もそれを考えていたところだ。いつまでも待ってるよ」と悪ノリし、さすがのジェニファーもここで戸惑いを見せている。

そんなジェニファーは、オスカー授賞式にクリスチャン・ディオールのロングドレスを着用。受賞が発表され客席からのスタンディングオベーションの中、壇上に上がろうとしたところで階段につまずき、転んでしまうというハプニングもあり「本当にありがとうございます。でも私ってドジね。私が転んだから皆さん立ち上がってるんでしょ。変な場面でごめんなさい」とスピーチしていた。

授賞式には両親も同伴していたジェニファーは続けて、『世界にひとつのプレイブック』の共演者や撮影クルーなど、製作スタッフへの感謝の意を表し、最後には『愛、アムール』で同じく主演女優賞候補に挙がっていたエマニュエル・リヴァの86歳の誕生日にお祝いの言葉を捧げていた。

ジェニファーとエマニュエルのほかにも、主演女優賞には『ジ・インポッシブル』のナオミ・ワッツ、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステイン、『ハッシュパピー バスタブ島の少女』のクヮヴェンジャネ・ウォレスなど新旧問わず多彩な女優陣がノミネートされており、ジェニファーは大激戦を制したことになる。

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