JR西日本は3月1日より、おおさか東線の開業5周年記念イベントを順次実施する。その一環として、3月15~31日の期間、おおさか東線を運行する車両6編成それぞれの前後に「おおさか東線開業5周年」の記念ヘッドマークを取り付けて運行する。

「おおさか東線開業5周年」記念ヘッドマークイメージ

記念イベントではその他、クイズラリーやパネル展示なども実施。クイズラリーでは、おおさか東線各駅のコンコース内に設置されるパネルに書かれた文字(全7文字)を並べ替え、キーワードを完成させるという内容になっている。

各駅に置かれたパンフレットにキーワードを記入し、放出駅または久宝寺駅の改札口係員に提出することで、先着1,000名にその場でオリジナルボールペンがプレゼントされる。さらに抽選で5名に、「カモノハシのイコちゃんのぬいぐるみ」が当たるチャンスも。クイズラリーの実施期間は3月1~31日。

なお、おおさか東線各駅に展示されるパネルには、新大阪~放出間で進められている延伸工事の様子を写真で紹介しているとのこと。

3月2日には、JR河内永和・新加美・放出・久宝寺の各駅コンコースに、沿線自治体などのマスコットキャラクターが登場。チラシを配布し、記念撮影に応じるなどして開業5周年のPRを行う。また、「おかげさまで開業5周年を迎えました」と記したバナーも、各駅にて3月いっぱい掲出される。

おおさか東線は、大阪東部を南北に走り、大阪市の外縁部で放射状に広がる各鉄道を相互に連絡する機能を持つ路線。2008年3月15日に放出~久宝寺間(9.2km)が開業し、現在は残る新大阪~放出間(11.1km)の建設が進められている。全線開業は2019年春の予定。