女優の堀北真希、AKB48グループの総合プロデュースなども手がける秋元康らが1月某日、東京・NTTドコモ本社にて行われた「第11回愛のあるメール大賞」の審査会に出席し、グランプリのほか全50の受賞作品を選出した。

「第11回愛のあるメール大賞」の審査員を務めた堀北真希(左)と秋元康

「愛のあるメール大賞」はNTTドコモが主催するコンテストで、会社設立10周年記念事業として、メールを活用した何気ない日々のコミュニケーションを募集するという趣旨のもと、2002年にスタートした。11回目となる今回は、合計1万3,080作品が集まり、審査員の堀北と秋元のほか、作家で翻訳家の松本侑子、プロデューサーの丹羽多聞アンドリウの4名が、グランプリ(1作品)、準グランプリ審査員賞(4作品)、オーディエンス賞(10作品)、入賞(35作品)の各作品を選考した。

選考を終えた堀北は、「一人で悩んだり、苦しんだりしている時に、メールを通じて大切な人の存在に気づき、その人からの愛のあるメールに励まされてまた新たな一歩を踏み出せたというエピソードが多かったように思います」と総評。秋元も「感謝の気持ちを伝えたメールが多かったような気がしました」と印象を語り、「審査の資料をめくり作品を読む度に、日向の中にいるようにほっとしました」と振り返った。

さまざまな作品が集まる中、秋元はオーディエンス賞の「指輪忘れた」という作品に触れ、堀北に「結婚したら、指輪はしますか?」と質問。想定外の問いかけに、堀北は「考えたこともないです」と戸惑いながらも、「普段はアクセサリーもしないです。お仕事で衣装があるので…」と答えていた。また、メールにまつわるエピソードとして、堀北は「一言で済まされるより、理屈っぽいメールの方が好きです」と好みを語り、秋元は「時々、メールながら寝落ちしてしまうことがある」と失敗談を披露。「危険だから、気を付けないと」と、秋元は自らに言い聞かせていた。