Q.失恋して友達からなぐさめられ、正直迷惑だったことはありますか?

つらくて悲しい失恋を経験し、誰かにすがりたい気持ちでいっぱいになった。そんな時こそ、一緒にいてくれる友達のありがたみを実感するものだが、時に「ありがた迷惑」と感じるなぐさめもあったりして……。今回はマイナビニュース会員のうち独身女性300名に、友達から失恋をなぐさめられ、迷惑に感じたことがあるか聞いてみた。
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Q.失恋して友達からなぐさめられ、正直迷惑だったことはありますか?
はい 5.7%
いいえ 94.3%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どんなふうになぐさめられましたか? どうして迷惑でしたか?

■友達の経験談を聞かされた
・「自分がどうやって失恋から立ち直ったかをいろいろ聞かされて疲れた」(24歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「過去の思い出話をこちらが聞くはめになった」(34歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「自分の不幸話に切り替えて『まだマシじゃん』みたいななぐさめをされると、逆になぐさめてほしいのかと思ってしまう」(32歳女性/医薬品・化粧品/専門職)
・「自分の今の幸せにつながるまでの経験談を話された……正直、自分が落ちているときに友達の話とかどうでもいい」(26歳女性/その他/秘書・アシスタント職)

■そんなことを言われても……
・「レベルを落としたら、すぐ彼氏なんてできるとなぐさめられた」(24歳女性/金融・証券/専門職)
・「『キレイになって彼を見返そう』的なことを言われたが、特に見返そうとか思ってはいなかった」(34歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)

■「いい人が見つかるよ」
・「もっといい人いるよと言われ、ガンガン合コンの予定を入れられたけど疲れただけだった」(30歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「すぐ次々!と慰められたが、6年も付き合ったのにすぐ次!なんて切り替えが簡単にできなかった」(34歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「いい人見つかるよ!と何回も連呼され、なぜだかムカついた」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

■その他
・「偉そうに分析されたとき」(27歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「自分より長く引きずられたとき、もう良いんだけどね……と思ったので」(36歳女性/その他/事務系専門職)
・「なぐさめていた友達が、気がついたら元彼の彼女になっていて『え、なぜそんなことに!?』とビックリしてしまった」(28歳女性/医療・福祉/専門職)

■総評
友達からのなぐさめを迷惑に感じたことが「ある」と答えた女性は5.7%で、とても少ないことにまず驚いた。どんなものであれ、失恋した時は友達のなぐさめをありがたく感じるのかもしれない。

そうはいっても、思わず「ほっておいて!!」と言いたくなるような、残念ななぐさめをうけた人もいるようだ。中でも多かったのが「友達の失恋話を聞かされた」というものだった。自分の失恋をなぐさめてくれているのかと思いきや、話が次第に友人の思い出話にチェンジ。自分が過去にどのような失恋をしたのか、そしてどう立ち直ったのか、その後にどんな幸せをつかんだのか……経験談を延々語られ「話を聞いているうちに疲れてしまった」という声も。失恋をした時は誰かに話を聞いてもらうだけで気分が落ち着くという人も多いので、ここはまず失恋した本人の話に耳を傾けるようにしたいものだ。

また、「すぐにすてきな人が現れるよ!」という励ましも不要だと感じる人が多いようだ。失恋したばかりだと、新しい恋のことなどすぐには考えられないことも多い。失恋を癒やす薬は「新しい恋」だともいうが、傷を癒やすための「時間」も必要だということを理解してあげよう。

他には「同情いっぱいの慰めをされた」ことに対する不満の声や、「一人にしておいてほしかった」という声も寄せられている。話を聞いてもらいたい時もあれば、一人になりたい時もある。失恋した女性はとてもデリケートなのだ。

調査時期: 2012年12月20日~2012年12月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート