4月20日(土)公開されるアニメーション映画『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』に、お笑いタレントのコロッケ、渡辺直美、川越達也シェフの3人がゲスト声優陣として出演することが15日、明らかとなった。

左から「しょうがの紅子」役の渡辺直美、「下町コロッケどん」役の

今回がアニメ声優初挑戦となるコロッケが演じるのは、その名も「下町コロッケどん」。伝説のソースを運ぶことを任された、しんのすけたち「カスカベ防衛隊」が目指す最終目的地「春日部B級グルメカーニバル」に登場するという。出演にあたり「出たかった~!うれしいです」と喜びをあらわにしたコロッケは『クレヨンしんちゃん』の魅力について「"憎めない! 何をしても!" コロッケの芸風に近いです。理由なく面白いから何年も色あせない」と表現している。

渡辺は、物語のキーとなる「しょうがの紅子」を演じ、現実とは打って変わって理想のプロポーションを実現。しんちゃんの悩殺する役柄となるようで、「世間的には初めてモノマネをしたのはビヨンセと思われていますが、実はしんちゃんでした。運命を感じております。よろしくお願いいたします」と意気込みを語った。そして、長編アニメの声優は初挑戦となる川越シェフは、本人役で登場。食を味わう楽しさを魅力的な「川越スマイル」で全国のこどもたちに伝えていく。川越シェフは「以前から興味があった声のお仕事で、みんなが大好きな『クレヨンしんちゃん』に出られるなんて本当に楽しみです」ともともと声優業に興味があったことを明かしている。

21作目を迎えた『映画クレヨンしんちゃん』だが、今回のテーマは"グルメ"。3人の声優起用について本作のプロデューサーは「人は食べることで楽しい気持ちになり、そして幸せになれるものだと思います。今回、シリーズを通して描かれる"笑い"に、グルメの"楽しい"イメージを盛りたいと思い、ゲスト声優も、食のイメージがあり、見たら楽しくて幸せな気持ちにしてくれる方々にお願いしたいと思いました」と経緯を説明。そして、「なじみある"庶民派グルメ"のお名前で、声の七変化がメガ盛りで魅力のコロッケさん。おいしいご飯が似合い、バラエティでの"なりきりキャラ"がアニメの世界でどう表現されるかが期待の渡辺直美さん。そして食を味わう楽しさを伝えるピカイチの表現力をお持ちで、食べた後のスマイルが大変魅力的な川越シェフ。見たら幸せな気分になれる『映画クレヨンしんちゃん』の"笑い"と"食"と"声"のコラボにご期待ください」と、これまでにない『クレヨンしんちゃん』になることをアピールしている。

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK2013