ビル・クリントン元大統領のドキュメンタリー番組を手がけることが決定したマーティン・スコセッシ (C)BANG Media International

映画監督のマーティン・スコセッシが、ビル・クリントン元大統領のドキュメンタリー番組を米ケーブルテレビ局HBOで手がけることが決まった。

今回で同局での製作が4度目となるマーティンは、民主党のクリントン元大統領が主にホワイトハウスで大統領として指揮をとっていた時期に焦点を当てるという同ドキュメンタリーで監督とプロデューサーを兼任することになる。この企画についてマーティンは、次のように抱負を述べている。

「現在でもなお、世界政治に大きな影響力を保持している偉大な人物であるクリントン元大統領は、これからも内政、外交を問わず政治の世界の世論形成をリードしていくでしょう」「彼との親密な会話の数々を通して、クリントンという並外れた人物の内面に鋭く迫っていきたいと思っています」

クリントン元大統領自身も、映画界の巨匠であるマーティンが自身のドキュメンタリー番組を手掛ける運びになったことを喜んでいるという。「マーティン・スコセッシという偉大な映画監督とHBOがタッグを組んでこの番組を手掛けてくれることになり、大変うれしい。大統領就任時の私の見解と数年間の職務をHBOの観客の皆様と共有できるのを楽しみにしております」

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