ポルシェジャパンはこのほど、911カレラとパナメーラがドイツの著名な自動車雑誌である「Auto Zeitung」誌の「オート・トロフィー賞」を受賞したと発表した。同賞は読者投票によりベストカーを選出するもので、今回で25回目という歴史がある。

「911カレラ 4S」

「パナメーラ GTS」

オート・トロフィー賞はドイツ国内の約11万1,000人に及ぶ「Auto Zeitung」誌の読者が、400モデルの中から最高の1台を選ぶというもの。ポルシェ911カレラはスポーツカーカテゴリーで2位以下に大差をつけて1位となった。パナメーラはラグジュアリーカーのクラスで1位を獲得した。

現行の911カレラは2011年8月に発表され、大幅な軽量化を果たしたボディ、高級感を高めたエクステリアデザインなどがスポーツカーファンの間でも高い人気を集めている。

ポルシェのモデルがこの賞を受賞するのは今回が19回目。25回のオート・トロフィー賞の歴史の中でも最も評価されているブランドとなっている。さらに今回の投票では、911カレラカブリオレ、911ターボ、カイエンがそれぞれのカテゴリーで2位に入り、ポルシェのラインナップの多くが高い評価を受けていることを証明した。

デュッセルドルフで行われた授賞式では、ポルシェAG社長のマティアス・ミューラー氏が「Auto Zeitung」誌編集長のフォルカー・ケアルト氏からポルシェ911カレラの受賞に対して、研究開発担当役員のヴォルフガング・ハッツ氏がパナメーラの受賞に対して、それぞれ表彰を受けた。