モデルで女優の有末麻祐子と落合恭子が、24日、東京・シネ・リーブル池袋で行われた、映画『戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-Remix』の初日舞台あいさつに出席した。

映画『戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-Remix』の初日舞台あいさつに出席した有末麻祐子(左)と落合恭子

映画『戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-Remix』は、アクションゲーム・戦国BASARAを実写化したもので、MBSとBS-TBSで放送されたテレビドラマを劇場公開用に再編集した作品。同作は、上洛を果たすべく進軍する武田信玄(岩永洋昭)と信玄を慕う真田幸村(武田航平)が、伊達政宗(林遣都)率いる軍勢に迫られ、幸村と政宗の熱い戦いが始まる――というストーリーで、織田信長役をGACKT、上杉謙信役を有末、謙信に仕えるくの一のかすが役を落合が演じている。また、テレビドラマ版の第1話から第9話に加え、未放送の第10話やメイキング映像を収録したブルーレイBOX(15,750円)とDVD-BOX(13,650円)が、2013年2月2日から発売予定(発売元:ポニーキャニオン)。

舞台あいさつには、キャストの有末、落合と松田圭太監督、カプコンの小林裕幸プロデューサーが出席し、松田監督は「音をオールリミックスして本編も再編集しているので、テレビで見た人も楽しめると思う」とアピールし、有末は「スクリーンだと迫力が違う。みんな甲冑を着けていて格好良いです」と笑顔でPR。「劇場では色んな人に観てもらえるのでうれしい」と公開を喜んだ落合は、有末が演じる謙信に好意を抱くというキャラクター設定のため「女の子同士だから恥ずかしかった」と言いつつ、2人で「私の"うつくしきつるぎ"よ!」(有末)、「謙信さま~!」(落合)と劇中シーンを披露。落合は「2人のバラが咲くシーンに注目して、恥ずかしいのを必死で隠した演技をよく見て下さい」と照れ笑いしていた。

有末は役柄について「中性的で演じるのが難しかったです。まずは衣装にビックリしたんですが、実は甲冑を着ける前は真っ白の全身タイツ。男のスタッフさんが多かったので恥ずかしかった」と振り返るも、「最初はうわーって思ってたけど、段々慣れてきて全身タイツ姿であいさつしてました」と最終的には肝を据えた様子。落合も露出度が高い衣装に苦労があったようで「セクシーなくの一役と聞いてたんですが、初めて衣装を見た時は『布部分が少ないし動いて大丈夫!?』って思った。演じてる時は常に緊張してましたね」と吐露し、「私の撮影になるとモニター前に人が増えるんです……」と苦笑いしていた。