冬に風邪をひくと肌が荒れる人が多い

ドクターシーラボはこのほど、「冬の時期の肌ケア」についての調査結果を発表した。同調査は、20代~70代の女性を対象に12日~14日までインターネット上のアンケートとして行われ、225名から回答を得た。

風邪をひいた女性の82%に肌トラブルが発生

「寒さなどによって体調を崩した時の肌の変化」を聞いたところ、「荒れ気味になる」「乾燥がひどくなる」「顔色がくすむ」と回答した女性は82%にのぼった。項目別に見ると「荒れ気味になる」(40%)が1位。次いで「乾燥がひどくなる」(36%)という回答が多かった。

年々肌の乾燥がひどくなっている女性は79%

肌の乾燥は年々悪化している

「年々、肌の乾燥がひどくなっていると感じるか」との質問に対しては「感じる」と答えた女性が79%にのぼった。

乾燥が気になる場所の第1位は「口もと」

口もとと目もとの乾燥が気になる人が多い

「顔の中で特に乾燥が気になる場所」を聞いたところ、1位は「口もと」(48%)。次いで「目もと」(46%)となった。

「肌をうるおす」イメージが強い成分は「コラーゲン」

肌の乾燥を防ぐ成分に「セラミド」をあげた人は少なかった

「肌をうるおす成分として思い浮かぶもの」をフリーワードで聞いたところ、「コラーゲン」(57名)、「ヒアルロン酸」(35名)と答えた人が多かった。

同社では「肌が本来持っている保湿機能のうち、角層の中で細胞と細胞の間を埋めるセメント部分となっているのが細胞間脂質。細胞間脂質は皮膚のバリア機能に大きく関わり、乾燥を防ぎ、肌内部に水分を抱え込む働きも持つ。『セラミド』はこの細胞間脂質の約半分を占めているため、『セラミド』を外からも補うことが肌のうるおいを保つために大切なこととなる」と解説している。