俳優の佐藤健主演の映画『るろうに剣心』が、12月7日から台湾全土で公開されることが9日、明らかになった。

映画『るろうに剣心』の台湾版ポスター

日本では8月25日から公開され、これまで動員は236万7,778人、興行収入は29億7,552万1,900円を突破した。10月に海外で初めて上映された釜山映画祭での反響も大きかったことから、今回、台湾全土15館に拡大して公開されることが決定した。

台湾公開を受けて、佐藤健の台湾入りが決定した。12月6日に台北入りし、現地メディア向けの記者会見と公開前日の特別上映会で舞台あいさつが行われる予定。なお、すでに公開が決まっている韓国や台湾のほか、フィリピン、シンガポール、スペインなどが年内中の劇場公開に向けて最終調整が行われている。また、12月14日からにロサンゼルスで開催されるLA EigaFest2012のオープニング作品として、ハリウッド・エジプシャンシアターでの上映も決定した。

本作は、シリーズ累計5,700万部を突破し、TVアニメも大ヒットを記録した国民的コミック『るろうに剣心』を実写化した作品。緋村剣心役の佐藤のほか、共演には武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、香川照之ら豪華俳優陣が名を連ねている。

(C)和月伸宏 / 集英社 (C)2012「るろうに剣心」製作委員会