オタクの恋人はアリ?ナシ?

日本文化として、今や世界的にも注目されている「オタク」。アニメオタクやアイドルオタクなど、オタクといっても種類はさまざまだが、男性たちは「女性のオタク」にどのようなイメージを抱いているのだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち独身男性300名に、オタクの恋人がアリかナシか聞いてみた。
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Q.オタクの恋人、アリ? ナシ?
アリ 70.7%
ナシ 29.3%

■オタクの恋人は「アリ」
・「その分野に関してはいろいろと教えてもらえそうだし、趣味が合う可能性も無くはない」(32歳男性/その他/自営業)
・「度を超えてない趣味の範囲なら非オタクより楽しそうだから」(40歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「自分がそういう相手を好きになったのであれば、その人の個性を認めるべきだから」(30歳男性/団体・公益法人・官公庁/事営業職)
・「オタクの方がマメで思いやりがあることも多いから」(28歳男性/情報・IT/技術職)

■オタクの恋人は「ナシ」
・「住む世界が違うから」(24歳男性/自動車関連/技術職)
・「強すぎるこだわりがあると面倒くさい」(26歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「お金遣いが粗そう」(31歳男性/機械・精密機器/技技術職)
・「自分がオタクじゃないので、価値観が合わなそう」(32歳男性/建設・土木/技術職)

Q.恋人のオタク行動、許せないのはどんなことですか?
・「似合わないコスプレ」(45歳男性/警備・メンテナンス/技術職)
・「オタク対象が物であればいいけど、それが人になって浮気に近い状態になったら許せない」(29歳男性/小売店/事務系専門職)
・「あくまで個人的な趣味の世界なので、オタク仲間に私も引きずり込まれるのはいや」(27歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「ひたすらその話をされるのに耐えられない」(26歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「デートそっちのけで、アイドルのコンサートに行く」(18歳男性/学生/その他)
・「無駄に騒いで人に迷惑をかける」(22歳男性/建設・土木/技術職)

■総評
オタク女性との恋愛を「アリ」と考える人が、なんと70.7%もいることが判明。理由は女性編の回答と同じで「自分もオタクだから」というものが圧倒的に多かった。普通の女性なら引いてしまうような趣味も、オタクの恋人なら理解を示してくれる……と考えているようだ。

他には「趣味は個人の自由」「打ち込めることがあるのは良いこと」といった意見があげられた。中には「全てを許す」という寛大な人も。無趣味の女性より、好奇心旺盛なオタク女性のほうが魅力的だと感じる男性も少なくないようだ。

オタクとの恋愛は「ナシ」と答えた人は29.3%だった。理由の大半は「自分がオタクではないので、価値観が合わない」というもの。住む世界が違うので、分かりあえないと考えているようだ。

続いて「恋人のオタク行動で許せないのはどんなことか」を尋ねてみた。自分より趣味を優先させることや、借金をしてまで趣味にお金を注ぎ込むこと、人に迷惑をかける行動などがあげられたが、女性編の回答になかったものとして「自分の趣味を否定されるのは許せない」という意見があった。

男性は趣味へのコダワリが強いようで、恋人とはいえ、自分の趣味に口出しされることは許しがたいようだ。恋人がオタクであればなおのこと、そこには理解を示してほしい……ということか。また同じ趣味に誘い込もうとする強引な行動や、コスプレなど個性的な服装も苦手な男性がいるようだ。

今回のアンケートから分かる通り、女性のオタクに理解ある男性は想像以上に多く、借金をしてまで趣味に走ったり他の人に迷惑をかけたりするようなハードコアすぎるオタクでなければ、恋愛に大きな弊害はないようだ。趣味嗜好は千差万別。オタク趣味も「個性」として広い心で受けとめ、積極的に恋愛を楽しみたい。

調査時期: 2012年10月3日~2012年10月5日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート