どうも日本周辺がきな臭くなっており、そのため、にわかに軍事関連情報に注目が集まっています。昨今の戦争は、空でも海でもミサイルの打ち合いになります。このミサイル、一発どのくらいするものでしょうか。調べてみました。

『ハープーン』対艦ミサイル

  • 120万ドル(1ドル=約80円:約9,600万円)

敵国の軍艦に対して日本の自衛隊が使うのがこの『ハープーン』(Harpoon)と呼ばれる対艦ミサイルです。元々アメリカで開発されたミサイルで、日米はじめ多くの国に採用されているミサイルです。

『エグゾセ』対艦ミサイル

  • 80万ユーロ(1ユーロ=約104円:約8,320万円)

フランスで開発された対艦ミサイルです。1982年の、イギリスとアルゼンチンの間で戦われた『フォークランド紛争』で実際に使用されました。このミサイルを使ってアルゼンチン軍は、イギリス軍の駆逐艦『シェフィールド』、コンテナ船『アトランティック・コンベアー』を撃沈。エグゾセは、この戦果で一気に需要が高まりました。

日本が「買って」と言われている『AIM-120』

  • 30万ドル-40万ドル(1ドル=約80円:約2,400万円-約3,200万円)

こちらは飛行機に積んで飛行機を撃ち落とすための「空対空ミサイル」です。小型、軽量化され、敵のジャミングにも強い、大変優秀なミサイルとされていますが、日本の自衛隊では試験採用されただけでした。ところが、次期主力戦闘機がF-35に決まったため、「これを使った方がいい」とミサイル製造元のレイセオン社から秋波を送られています。ちなみに上の価格はC型のお値段で、次のD型では1発約70万ドル(1ドル=約80円:約5,600万円)になると言われています。

巡航ミサイルの代名詞『トマホーク』

  • 56万9,000ドル-145万ドル(1ドル=約80円:4,552万円-1億1,600万円)

トマホークは「巡航ミサイル」というミサイルです。普通のミサイルと違うのは、大きめの翼を持ち、飛行機のように飛行しながら目標に向かうことです。『湾岸戦争』で大量に使われたので名前を知っている人も多いのではないでしょうか。航続距離が長く、炸薬も多く詰めるため威力も大きいのが特徴です。また通常弾頭の他に核弾頭を搭載した物もあります。価格に幅があるのは、タイプによって性能も異なるからです。ちなみに、日本でもかつてトマホークを導入しようという動きがありましたが、実現しませんでした。

弾道ミサイルから日本を守るミサイル『SM-3』

  • 1発約20億円弱

日本を狙う弾道ミサイルを迎撃するのに使われるのが、『SM-3』と呼ばれるミサイルです。艦から発射して、空中にある目標を狙うので「艦対空ミサイル」と呼ばれます。約20億円弱だそうです。

北九州で見つかった「ロケットランチャー」はいくら!?

ミサイルではありませんが……ロケットです。先日、北九州市戸畑区の住宅街の倉庫でロケットランチャーが見つかりましたので。これは旧ソ連製の『RPG-26』というものです。

使い捨てで、1人で操作できる携帯武器。対戦車ロケットランチャーと呼ばれる、本来であれば戦車を攻撃するのに使う兵器です。肩に担いでロケット弾頭を打ち出します。この価格がいくらか調べてみました。

もちろん日本では売ってません(笑)。価格はピンキリのようで、調べた範囲では、下は$560(1$=80円:44,800円)から上は£1,200(£1=128円:153,600円)までありました。弾頭別売というのもありました。

このRPG-26の元になった『RPG-7』というロケットランチャーがあります。これは世界中でコピー製品が出回っているため、世界中の紛争地域で使用されています。

『StartegyWorld』によれば、パキスタンでは、RPG-7は大体$800-$1,000(1ドル=約80円:6万4,000円-8万円)。これがイラクでは約$220(1ドル=約80円:1万7,600円)という安値。ちなみにロケット弾頭は$20から$30(1,600円-2,400円)とのこと。

(谷門太@dcp)