映画『くろねこルーシー』の大ヒット御礼舞台あいさつが21日、東京・シネマート新宿で行われ、主演のドランクドラゴン塚地武雅や、安めぐみらが登場した。

舞台挨拶に登場した左から安めぐみ、塚地武雅、平松愛理、亀井亨監督

同作は、『ねこタクシー』、『犬飼さんちの犬』、『マメシバ一郎』のスタッフによる人気動物映画シリーズの最新作。ドラマ版に続き亀井亨監督がメガホンを取り、塚地が演じるダメダメ占い師の鴨志田賢が、黒猫たちとの出会いをきっかけに、人生でかけがえのない大事なものに気づくという心温まるストーリーが展開する。

19歳のときから黒猫を飼っているため、同作に「すごく縁を感じた」という安。今もうさぎを飼っていると話す安に対し塚地が「東さんも飼っていますもんね」といじると、安は「はい、東さんも飼っています(笑)」と即答。軽妙な掛け合いを見せ、MCに「やはり女性は男性を飼い慣らしていかないといけないですからね」と畳み掛けられると「はい、頑張ります」と微笑んだ。一方、動物との共演は初めてだという塚地は、「一度も動物を飼ったことはないですが、(相方の)鈴木はずっと飼っています」と会場の笑いを誘った。

さらに、同作が昭和のホームドラマのような作風であることにちなみ、先日結婚した安ではなく塚地に対し、塚地の大ファンだという男性から「もし、お子さんができた場合、男の子と女の子どちらがいいですか」と聞かれると「(子供の話なんて)ファンタジーの世界の質問ですよ(笑)」としながらも、「一姫二太郎が狙いですね。社交的で女の子と話せる人って大抵お姉ちゃんがいるんですよ。僕は男ふたり兄弟で、女の子に免疫がなく、女性と話すのが苦手だったので、そういう思いを息子には味わせたくないです」とまだ見ぬ自分の子供についての持論を展開していた。

映画『くろねこルーシー』は、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開中。