公開初日を迎えた映画『BUNGO~ささやかな欲望~』の舞台あいさつが29日、東京・有楽町の角川シネマ有楽町で行われ、石原さとみ、橋本愛、波瑠、水崎綾女が出席した。
左から橋本愛、波瑠、石原さとみ、水崎彩女 拡大画像を見る |
本作は、岡本かの子の『鮨』、坂口安吾の『握った手』、林芙美子の『幸福の彼方』、宮沢賢治の『注文の多い料理店』、三浦哲郎の『乳房』、永井荷風の『人妻』といった昭和の文豪による傑作を、気鋭の映像作家が映像化したオムニバス作品。石原さとみ、橋本愛ら今をときめく女優陣を主人公に、昭和を舞台にして様々な人間模様を描く。
『注文の多い料理店』で雨上がり決死隊の宮迫博之が演じる左右吉と不倫する藤子を演じた石原さとみは「宮迫さんに椿オイルを塗られましたが、ヌルヌルとした感じが嫌みたいでした。足をマッサージされるシーンがあって、一回私の足で(オイルを)拭いたんですよ! 見事にそのシーンが(映画で)使われていて、是非そのシーンを見て欲しいです」とアピール。『鮨』でリリー・フランキーが演じる中年男に心を寄せるともよ役の橋本愛は「リリーさんはとても素敵な方で、すんなりと(映画で)関係を持てました」と振り返り、MCから「プライベートで歳の離れた男性はどう?」という質問に「私の場合、年齢は統計が取れていないんですよ」と恋愛経験が少ないことを明かすも「年齢よりも基本中身だと思います」とストライクゾーンの広いところをうかがわせた。
タイトルにちなみ、「ささやかな欲望は?」という質問に「私は5人姉妹なので、みんなで集まる機会がありません。みんなと揃ってご飯に行きたいですね」と水崎綾女。一方の波瑠は「自分がもう一人居ればいいですね。もう一人は休日を満喫して、もう一人は仕事を頑張る。どっちもフルに活用できますから。1人の時に一緒にいてくれるし、もう一人居たらいいな~」と欲張りな一面も見せていた。