JR東日本千葉支社は、久留里線を現在運転している気動車(キハ30形、キハ37形、キハ38形)が12月1日で運転終了するのに先立ち、旧型キハを使用する日帰りツアーを発売する。

久留里線のキハ30形(写真左)とキハ38形(同右)。12月1日で運転終了に

「さよなら旧型キハ 日帰り旅行商品」と名付けたこのツアーでは、新宿・秋葉原・東京と木更津の間を往復する。往路では特急「新宿さざなみ1号」「新宿さざなみ3号」「さざなみ5号」に、復路では「新宿さざなみ2号」「新宿さざなみ4号」「さざなみ10号」に乗車。木更津~久留里間では久留里線定期列車に乗車する。出発日は11月の土日および祝日。募集人員は各日40名(11月23~25日は80名)。旅行代金等の詳細は10月上旬頃に、JR東日本千葉支社サイトにて発表される。

キハ30形、キハ37形、キハ38形の運転最終日となる12月1日には、久留里駅にて「旧型キハさよならセレモニー」を実施。当日は13時45分頃より横断幕・記念撮影ボードの設置、駅長による出発合図などが行われる予定。こちらも詳細は決まり次第、JR東日本千葉支社サイトにて発表される。翌日からはこれらの気動車に替わって、新型気動車キハE130形が久留里線で活躍する。