アイドルグループ・乃木坂46の生田絵梨花、生駒里奈、桜井玲香が20日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた映画『ハンガー・ゲーム』のジャパンプレミアに出席した。

左から、桜井玲香、近賀ゆかり選手、生田絵梨花、大野忍選手、生駒里奈 拡大画像を見る

映画『ハンガー・ゲーム』は、少年少女たちが生き残りをかけて戦うサバイバルゲームを描いた、スーザン・コイルの同名小説が原作のサバイバル・アクション。74年前に壊滅的な戦争が起こった近未来の独裁国家・パネムでは、12の地区から選出された若い男女24人が最後の1人になるまで殺し合う"ハンガー・ゲーム"を毎年実施していた。不運にもプレイヤーとして選ばれた幼い妹の身代わりとしてゲームに参加した弓矢の名手・カットニスは、同級生のピーターと共に人生を懸けた戦いに挑む――というストーリーで、映画は28日から全国公開予定。

乃木坂46のメンバー内で行われた同作の日本語吹替え声優オーディションで、見事、劇中の最年少プレイヤー・ルー役を勝ち取った生田が「声優は初挑戦で緊張したけど、うれしかった。重要な役をやれて光栄です」とあいさつすると、生駒は「今日はいくちゃんを応援しに来ました!」とにっこり。イベントには、ロンドン五輪で銀メダルを勝ち取った女子サッカー"なでしこジャパン"の大野忍選手と近賀ゆかり選手も駆け付け、大野選手は「サッカーも11人しか出れないので、先輩も後輩も関係なくバチバチしてます」と話し、「なでしこだったら、主役は1人で戦い抜く澤さんで、生き残るのは賢くて粘り強い川澄さん」と打ち明ける場面も。イベント最後は登壇者が弓矢でヒット祈願のくす玉を割り、生田は「同世代の子たちが主人公なのでドキドキして、すごく心を打たれます」と笑顔でアピールした。

イベント終了後、報道陣の取材に応じた生田は「映画のイベントに出るのは初めてだったので、ニュースでよく観る場面に立ててうれしかった」と興奮ぎみに話し、桜井は「憧れだった弓を持ててテンションが上がりました!」と大喜び。大野選手に「可愛くて、受け答えもしっかりしてますね」と褒められ、「いやいやいや~」と照れ笑いしていた3人は、報道陣に乃木坂46で生き残るとしたら誰か?と聞かれると、生駒が「ハイ!」と勢いよく手を挙げ、「森とか外が好きなので、何となくフラッと生きていけると思います」と自信たっぷりに語っていた。