福井鉄道はこのほど、2013年3月に福武線に導入する低床型車両(1編成3両)のカラーデザインを決める「デザイン総選挙!」の投票受付を開始した。

低床型車両のカラーデザイン案。6種類の中から投票で選ばれたものが実車に採用される

この「総選挙」は、6種類のカラーデザインの中から1つを選んで投票する方式。投票できる「有権者」は、福井県内に在住もしくは在勤している人に限る。投票は1人1回限り。デザイン案は福井鉄道公式サイトで公開されており、メールフォームでの投票が可能。投票した人の中から合わせて26名に、抽選で新型車両オリジナル模型や試乗会への参加権、1日フリー乗車券とランチ券がセットになった「電車DEランチ券」などが当たる。投票締め切りは9月23日。投票の結果は10月上旬に発表される。

福井鉄道が導入する低床型車両は、3両連結した状態で長さ30m、幅2.25m、定員150人。低床車両では国内最大級という。同社が新型車両を導入するのは50年ぶり。導入後はおもに通勤ラッシュ時の運行を予定しているとのこと。