京阪グループの琵琶湖汽船では、琵琶湖南湖を周遊する外輪船「ミシガン」を利用した「ミシガンナイトクルーズ」を9月2日(日)まで毎日運行する。
ミシガンはかつてミシシッピ川を往来した船をモチーフとした外輪船で、インテリアやステージの演出もアメリカ風のもの。「ミシガンクルーズ」では、音楽やイベント、軽食やビュッフェ、コース料理といった多彩な食事などが楽しめる。さらに最上階のミシガン・スカイデッキから眺める360度のパノラマも人気の琵琶湖クルーズだ。
ミシガンクルーズのコースは、爽快(そうかい)な朝の空気を楽しむクルーズ「ミシガン・モーニング」、昼間の琵琶湖と食事、ショーを楽しむ90分コース「ミシガン90」、昼間の琵琶湖を気軽に楽しむ60分コース「ミシガン60」、美しい夕景・夜景の琵琶湖と食事、ショーを楽しむ「ミシガンナイト」の4つ。
「ミシガンナイトクルーズ」は、通常は4月28日~11月30日の土曜日、日曜日、祝日の運航だが、9月2日までは毎日運航している。大津港を18時30分に出航し、150分のクルージングだ。途中の大津プリンスホテル港からも乗船可能。乗船料大人は2,900円、中高生2,400円、小人1,450円。
船上では80~90年代のポップ・ミュージックを、ミュージシャンがライブ演奏。ライブとともに楽しみたいのがブッフェとコース料理が選べるディナー(ミシガン アニバーサリーディナーブッフェ4,000円など※要予約)。
暗くなる前に出航するため、夕焼けから夜へと移り行く時間を楽しむことができる。そのため、写真撮影を楽しむ人も多い。出航してすぐのまだ明るいうちは、2階のミシガンテラスデッキから、大きく弧を描くミシガンの外輪。150分のロングクルーズのラストには、ライトアップされた「びわこ花噴水」が湖面を彩る。
なお、ナイトクルーズでは、光が水に反射して前方が見えにくくなるのを防ぐため、ヘッドライトの点灯をひかえている。おかげでさえぎるもののない広い湖上では、流れ星が見ることもできる。もちろん、琵琶湖を熟知したクルーたちがレーダーを活用しながら安全に運航している。