俳優の伊藤英明、三浦翔平、女優の加藤あいが、22日、東京・お台場シネマメディアージュで行われた、映画『BRAVE HEARTS 海猿』のファン大感謝イベントに出席した。

左から、三浦翔平、伊藤英明、加藤あい 拡大画像を見る

海猿ファンが詰めかけた会場に伊藤らが登場すると、観客は大歓声。伊藤は「本当に感謝してます。今日は色んなイベントがあるので、楽しんで。じゃんけんに勝ったら、あいちゃんとキス、女性は翔平とキス出来ます!」と冗談を飛ばすと、加藤は苦笑しつつ「公開して40日経っても、こんなに見てくれる人がたくさんいてうれしいです」とあいさつした。現在、同作の興行は動員500万人・興行収入62億円を突破し、2012年公開の日本映画では最高記録。伊藤は「『テルマエロマエ』を超えて良かった! 同じ水ものなので」とライバル作品を引き合いに、ヒットを喜んだ。

イベントでは、主人公・仙崎のウェットスーツなどがプレゼントされるじゃんけん大会やキャストとの握手会、海猿の16作目で20年後の設定という「海猿16」と称した予告編がサプライズで上映され、大盛り上がり。「海猿16」発案者の伊藤は「この作品で天狗になって、5作目はあいちゃんとのハワイ新婚旅行。12作目で舞台化して、16作目がこれです」と紹介し、「僕は茨城のラジオ番組の隔週レギュラーしか仕事がない。翔平はアジアのスター俳優、あいちゃんは4回くらい離婚を繰り返してる」と20年後を予想。また、50回も観たという驚きの海猿ファンがいることが判明すると、「1日4回!? 大人の営みか!?」など下ネタを連発する伊藤に、MCの笠井信輔フジテレビアナウンサーが「子どももいますから」とたしなめると、「すみません、海猿をぶち壊しました」と反省して笑いを誘っていた。

予告編「海猿16」

映画『BRAVE HEARTS 海猿』は、佐藤秀峰の同名コミックが原作の海難救助をテーマにした作品で、劇場版第4弾。特殊救難隊隊員となった仙崎(伊藤)は、第二子を妊娠中の妻・環菜(加藤)と息子を心の支えに、長年のバディである吉岡(佐藤隆太)と共に過酷な訓練や任務に当たっていたが、ある日、ジャンボジェット機のエンジンが炎上する事故が起きる。仙崎たちは、海上着水を試みるジャンボジェット機から乗客乗員を無事に救い出せるのか――というストーリーで、映画は全国公開中。また、「海猿16」の予告編は、8月25日~9月2日に本編の後に上映されることが決定している。