ヤマトホームコンビニエンスは8月1日より、少量サイズの引越サービスを新設するとともに、引越先での家財レンタルを組み合わせた、より安価でより環境にやさしい手間いらずの“社会循環型”「単身引越」のサービスを拡充する。

同社によると現在赴任形態や赴任期間の多様化が進む中、そのたびに家財を購入・処分する、あるいは保管するといった煩わしさと無駄が生じているという。その結果、単身赴任者、企業側ともに、異動コストの負担が増加。このような背景を受け、新しい「単身引越サービス」を開始することとなった。

少量タイプは標準タイプよりも一回り小さなサイズ

具体的には単身引越時に、冷蔵庫・洗濯機・テレビや収納家具などを新たに購入する必要がある場合は、このほどサービス開始する少量タイプの「単身引越」で自宅から必要最低限の荷物を輸送し、家財のレンタルを組み合わせて利用できる。これにより、引越費用の軽減に加え、家電・家具などを買いそろえる手間や費用負担が軽減。単身生活の終了時に発生する家電・家具などの処分や保管費用の負担が不要となる。

各サービスの料金(東京都発、大阪市着の1BOX料金)は、標準タイプ 2万9,400円(税込み)。標準タイプは押し入れ1段分の容量で、積み込める品物の例としては冷蔵庫(2ドア)・全自動洗濯機(4㎏)・電子レンジまたはテレビ(19インチ)・段ボール箱10箱・衣装ケース3個・布団袋1袋・スーツケース1個。

少量タイプは2万6,250円(税込み)。 積み込める品物の例としては、段ボール箱15箱・衣装ケース3個、布団袋1袋・スーツケース1個。

同社では9月より積極的な宣伝展開を図り、2012年度85億円の収入を目指す。

【関連リンク】

一人暮らし、あるある!~今どきの若者 「初めての一人暮らし」実態調査

引っ越しへの熱い思いをツイート!  引っ越したい「リアルな理由」は?-HOME'S

引越し料金最大10万円などが合計120名に!「大感謝キャンペーン」を実施