俳優の妻夫木聡、女優の新垣結衣が、キヤノンのミラーレスカメラ「EOS M」のCMに出演することになり、23日、都内で行われた製品発表会に出席した。

「EOS M」のコミュニケーションパートナーに起用された妻夫木聡(右)と新垣結衣

「スタッフの方々と一緒に旅をしている感覚で、写真を楽しみながら撮影することができました」と語る妻夫木。初めてEOS Mに触れた時の感想を、「目の前の景色をそのまま写真に収めるってすごく難しいことだと思うんですけど、EOS Mはいろいろな撮影モードがあって思いのまま」と話し、「写真は"思い出を切り取る"というイメージが強かったんですけど、このカメラは"思い出を楽しむことができる"機種だと思います」と影響を受けたエピソードを語った。

一方、新垣はEOS Mとの出合いを「写真は肉眼には勝てないと思っていたんですけど、いろいろなモードを使うことによって肉眼で見るよりも美しい写真が撮れるというのを知りましたし、コンパクトで軽いので女性にとって扱いやすいと思いました」と語り、また60種類以上のレンズと交換できることについては「いろいろ試させていただいた中で、私は接写が好きなんだなというのが分かりました。接写用のレンズもたくさんあって、すごく細かく撮れるんですよ!」と思わぬ発見があったことを明かした。

2人が出演するCMは9月上旬から放送予定で、それぞれが大自然と触れ合いながらEOS Mを使って撮影する姿を追ったもの。妻夫木は「ここまで1日中カメラをいじったのは初めてで、しかも撮影中もカメラをいじってたので、どこからが撮影でどこまで撮影か分かりませんでした。スタッフの方にも気を使わせてしまったんじゃないかと…」と語り、新垣は「大自然の中、伸び伸びと撮影してきました。EOS Mの魅力が伝わればいいなと思います」とそれぞれ和やかムードの中で行われた撮影を振り返っていた。

「EOS M」は、「快速」「快適」「高画質」というEOSの開発コンセプトを継承しながら、ミラーレス構造を採用したレンズ交換式デジタルカメラで、デジタル一眼レフカメラEOSシリーズと同等の高画質と小型・軽量化を両立した。手軽に、より良い写真を残したいというエントリーユーザー向けの商品だったため、普段からカメラに慣れ親しんでいる妻夫木と新垣はコミュニケーションパートナーに相応しい存在だった。

会場外に展示された、妻夫木、新垣それぞれが撮影した写真