上野動物園では、今年の2月から6月にかけて誕生した動物の赤ちゃんが、次々と公開されている。
■アイアイ1頭
・誕生日:5月11日生まれ
・展示場所:西園 アイアイのすむ森
・性別:不明
同園では2年ぶりの出産。樹上の巣箱で出産した。今回の子はとても元気で、自ら巣箱の外に出てきてしまい、落ちてしまうことがある。しかし、落下防止のハンモックをつけているので、安全とのこと。元気に育っており、もう少しで枝にもつかまれるそうだ。
■ブラッザグエノン1頭
・誕生日:2012年4月10日生まれ
・展示場所:東園 サル舎
・性別:不明
サルの仲間でも特にきれいな色をしている。最近では母親から離れて遊ぶことも増えてきた。
■ヤギ(トカラヤギ)2頭
・誕生日:5月9日生まれ
・展示場所:子ども動物園 なかよし広場
・性別:どちらもメス
生まれたとき、1頭が立てない状態だったが、獣医師と飼育担当者の手当てにより今ではすっかり回復し、2頭そろって母親について歩いている。
■オグロプレーリードッグ3頭
・誕生日:5月14日に確認
・展示場所:東園 バイソン舎手前
・性別:不明
草原に生息し、地下にいくつもの巣穴を作って生活している。日中は3頭の子どもたちもよく巣穴から出てきているので、その姿をよく見ることができる。
■ニホンザル2頭
・誕生日:5月18日、28日
・展示場所:東園 サル山
・性別:どちらもメス
最北端に生息するサルとして有名な「下北のサル」を展示。5月18日に出産したサルの名前がパンジー、5月28日に出産したサルの名前がナノハナ。どちらも初産だったが、上手に子育てしている。
この他にも、「オリイオオコウモリ」「キンカジュー」「アビシニアコロブス」「ヒツジ(コリデール)」「ワオキツネザル」など、たくさんの赤ちゃんたちが誕生している。同園は、「かわいさあふれる動物の赤ちゃんたち、この機会にぜひ、赤ちゃん巡りをお楽しみください」と話している。
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