「夜回り先生 希望編」 |
4月24日に逝去した土田世紀の遺作を収めた単行本「夜回り先生 希望編」が、本日6月29日に発売された。
この単行本には「夜回り先生」の新作が3話分収録されている。当初「夜回り先生 希望編」は計4話が執筆される予定だったが、土田の急逝にともない最後の1話は描かれぬまま絶筆となった。巻末には追悼企画として生前に親交があった人物、土田より影響を受けたマンガ家が寄稿している。
新井英樹と日本橋ヨヲコは文章を、すぎむらしんいちと松本大洋はマンガを、ほしよりこは「編集王」のカンパチに励まされた思い出を学生時代の日記帳とともに寄せた。そして原作者・水谷修のページには追悼文と、執筆されることなく未完となった「夜回り先生 希望編」第4話ネームの一部が収められている。