タニタはスポーツ市場に向けた活動量計カロリズムの高機能モデル「カロリズムエキスパート」を開発、7月27日に発売する。スポーツ愛好家を中心に、2012年度に5万台の販売を計画している。

同社では一般の生活者だけでなく、スポーツ愛好家やトップアスリートなど日常の体マネジメントにふさわしいアイテムとして同商品を発売する。最大の特徴は、新たに開発した「カロリズムエンジンPRO」を搭載したこと。従来製品「カロリズム」に比べ計算処理能力が2倍になり、6秒ごとに安静・生活・歩行・走行といった四つの行動判別を行い、それらを分析してグラフ表示する。さらに行動別の消費エネルギーと総消費エネルギーに占める割合、脂肪燃焼量などを数値で確認することも可能。より詳細な体マネジメントができるようになる。

7月27日発売のカロリズムエキスパート

また、1日の総消費エネルギー量と1時間ごとの身体活動の変化をグラフ表示する「24時間カロリズムグラフ」や、安静・生活・歩行・走行といった行動別の消費カロリーや時間、総消費エネルギーに占める割合(%)を同一画面に表示できるワイド画面の液晶を採用。視認性がさらにアップした。

このほか、ある特定時間の行動別の消費カロリー・距離・脂肪燃焼量などが分かる「スプリット機能」や、最大14日分の記録を保存できる「過去メモリ保護機能」、好みの画面をホーム設定し、ボタンを押すことでいつでもその画面に戻れる機能などを搭載し、使い勝手も高めたという。

「カロリズムエキスパート」の大きさは縦39×横81×厚さ13mm、重さ約28g。価格はオープン。

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