サンケイリビング新聞社ではこのほど、主婦とOL2006人を対象に"自分と日本の社会の幸福度"についてのWEBアンケートを実施した。その結果、個人の幸福度は比較的高いのに対し、半数以上が日本の社会は「幸福でない」と評価していることがわかった。

総合的な幸福度(年代平均)

自分自身の総合的な幸福度を聞いたところ、全体の平均は10点満点中6.58だった。年代別に見ると、60代以上は他世代に比べ高く、7.30。逆に最も低いのは、20代以下で6.21。若者が幸せを感じにくい傾向であることがわかる。

また、日本の社会は幸せかどうか、という質問では、「あまり幸せではない」という回答が全体の37.4%で最も多く、「幸せでない(14.4%)」と合計すると51.8%にものぼる。一方で、「どちらかというと幸せ」という人は35.8%、「とても幸せ」はわずか4.1%のみだった。

上記の回答理由を自由に書いてもらったところ、日本社会を「幸せ」と答えた人は、貧困や戦争のある国と比較する傾向にあった。また、「幸せでない」と答えた人の多くは、将来の不安や政治不信を理由にあげている。

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