博報堂エルダーナレッジ開発 新しい大人文化研究所は、40~60代の男女3,708名を対象とした「"新しい大人世代"の健康意識」に関する調査を実施。これによると、多くの人が長生きするためではなく、毎日の生活をさらに充実させるために「健康でありたい」という意識を持っていることがわかった。一方、現在や将来の健康状態に関する潜在的な不安意識を持っている人が少なくないことも判明した。
健康・エイジレスに対する意識については、「今の健康を向上させて、生活をさらに充実させたい/楽しみたい」に78.9%の人が共感を示した。これは「健康そのもの」がゴールではなく、「充実した楽しい生活」がゴールであるという、前向きな意識を持つ新しい大人世代の特徴だといえる。
健康のために実践していることについての問いでは、1位「水分を十分にとる(79.4%)」、2位「一日三食、きちんと食べる(71.8%)」、3位「食べすぎに注意する(71.1%)」となった。日々の食生活のなかで健康体を目指す、この世代の健康志向が見てとれる。
今後不安に感じることについての質問では、「病気や老化への対処」が1位(46.3%)になった。また、今後も力を注ぎたいことについての問いでも、「病気や老化の予防」「現在の健康や若さの維持・向上」が上位項目となり、この世代の健康に寄せる興味・関心が非常に高いことがうかがえる。
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