今年で劇場公開30周年を迎える『E.T』。写真は監督のスティーヴン・スピルバーグ (C)BANG Media International

SF映画の金字塔『E.T』の劇場公開30周年を記念した、デジタル・リマスター版がブルーレイで発売されることが決定した。

今年10月の発売を予定しているこのブルーレイには、未公開の舞台裏映像や、スティーヴン・スピルバーグ監督をはじめ、ドリュー・バリモアなど出演者への新しいインタビューも含まれているという。さらに、2つの未公開シーン、出演者と監督の再会映像、映画技術の創造と進化についての短編作品、劇伴を担当したジョン・ウィリアムズが同作の音楽について語ったインタビューなど特典も満載。

ユニバーサル・ホームエンターテインメントのクレイグ・コンブロー社長は、本作についてこう語っている。「『E.T』が1982年に初公開された時、現代映画史上で他に類を見ないような形で、老若男女誰もがその想像力に魅了されました。『E.T』は、地球規模の文化的現象であり、かつ当時最大の興行収入を記録した大ヒット作品なのです。私たちみんなの中の子ども心を呼び覚ましたのです。観客の皆さんが今回、素晴らしいクオリティーのブルーレイディスクで、この映画を楽しんでいただけるのをとてもうれしく思います」

さらに同社は、いくつものシーン変更により物議をかもした2002年公開バージョン『E.T.20周年アニバーサリー特別版』ではなく、1982年公開のオリジナル版が、30周年記念でブルーレイ化されると伝えている。

(BANG Media International)