西武鉄道と西武ライオンズはこのほど、西武鉄道創立100周年の記念企画として実施したユニフォームデザイン募集の受賞作品を発表した。

最優秀作品の応募デザイン原画

原画をもとにデザインされた着用ユニフォームデザイン

募集は2月に中学生以下を対象に行われたもので、応募総数は1,912点。西武ライオンズの渡辺久信監督や栗山巧選手会長をはじめ、選手会役員、球団オーナー、西武鉄道社長、ライオンズ球団社長が審査員を務めた。

最優秀作品に選ばれたのは、中学1年生(応募当時)の野島知也君が描いたもので、西武鉄道4000系と、「スマイルトレイン」30000系の車体色にちなんだデザイン。「スマイルトレイン」の青と緑をグラデーションで表現し、首まわりと袖口に4000系の3色のラインをあしらっている。今回の受賞に、野島君は「野球と電車の両方が大好きで、ユニフォームに合う電車は西武線のどの車両かを考えました。このユニフォームを着て、大好きな炭谷選手がホームランを打ち、チームがたくさん勝って、優勝してほしいと思います」とコメント。8月の複数の試合で、ライオンズの選手たちがこのユニフォームを着用して試合に臨むことが決定している。

なお、優秀作品賞10点を含めた受賞作品はライオンズオフィシャルサイト内特設ページに掲載中。6月23日に西武ドームで行われるオリックス・バファローズ戦の試合終了後には、ドーム内フィールドにて受賞作品のお披露目が行われる。