靴下を製造・販売するタビオは、20代~40代の男女600人を対象に、父の日に関するアンケート調査を実施。その結果、父の日にプレゼントを贈る人の割合は55.0%であり、母の日についての同様の調査結果(65.5%)と10.5ポイントの差があることがわかった。また、2010年、2011年にプレゼントを贈ったかについての結果と比べると、2012年は父の日にプレゼントを贈る人の割合が増加していることも明らかになった。
「今年の父の日にプレゼントを贈る予定がある」と回答した人に予算を調査した結果、平均予算は4,821円。2010年の調査結果の5,362円と比べると、今年は541円減少している。今回の調査で父の日ギフトにかける平均予算が一番高かったのは40代男性の6,205円で、一番低かったのは20代女性の3,924円。母の日の4,899円に比べて、父の日は78円低いという結果も見えてきた。
同社では、父の日の主役である「父親」(40代~60代の男性300人)にも調査を実施。「されてうれしい親孝行は何か」との質問に対して、34.3%が「父の日、誕生日などのイベントを大事にしてくれる」と回答した。母の日と比べると少々目立たない感のある父の日。父親の寂しいつぶやきが聞こえてくるようだ。
さらに、もらったら思いやりを感じられると思うものは「ネクタイ(30.0%)」、「靴下(21.0%)」、「お酒(21.0%)」が上位を占めた。逆に贈る側では「お酒(29.8%)」、「洋服(19.3%)」、「食品(19.2%)」が人気。もらう側と贈る側の思惑には、ややギャップがあるようだ。
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