靴下の製造・販売を行うタビオ株式会社は、全国の店舗で現在開催中の母の日フェアにあわせ、20代~60代の男女900人に母の日に関連する調査を行った。

プレゼントを贈る人、2010・11年より増加の65.5%

20代~40代の男女600人に、今年の母の日に、母親にプレゼントを贈る予定があるかどうかを聞いたところ、全体の65.5%が「贈る(はい)」と回答した。

また東日本大震災以前の2010年、震災直後の2011年はどうだったかを聞いたところ、「贈った」と回答した人の割合は、2010年の母の日では61.5%、2011年では60.2%という結果になり、自粛ムードの強かった2011年のみならず、2010年と比較しても、今年の母の日にプレゼントを贈る人の割合は増えていることがわかった。

母の日にプレゼントを贈る予定はありますか(贈りましたか)?

東日本大震災以降の消費傾向で変化したのはどんなことですか?

母の日ギフトの予算は、4,899円

母の日ギフトの予算の全体平均は4,899円と、2010年、2011年いずれの調査結果をも上回っている。金額の増加が最も著しかったのは40代男性で、逆に金額の減少が最も大きかったのは40代女性だった。なお、2012年の予算額が最も高かったのは、増加額も一番大きかった40代男性の6,309円だった。

一方、母の日にプレゼントを貰う側の立場にいる40代~60代の女性300人には、素直にうれしいと感じるプレゼントの金額はどれくらいかを調査。その結果、平均金額は3,123円と、贈る側の予算より1,776円低いことがわかった。

母の日に母親へ贈るプレゼントの予算はどのくらいですか?/子どもから貰って素直にうれしいと感じるプレゼントの金額はどのくらいですか?

贈る立場の人、貰う立場の人それぞれに、母の日のプレゼントには、どのようなものがいいと思うかを聞いたところ、贈る側、貰う側ともに「普段から使えるもの(実用的なもの)」がいい、と回答する人が圧倒的に多いという結果に。

母の日のプレゼントとして贈るなら、どのようなものがいいですか?/ 母の日のプレゼントとして貰うなら、どのようなものがいいですか?

全体の割が「震災以降、親子の関わり方が変化した」

東日本大震災以降、親子の関わり方で変化したことはあるかを、母の日にプレゼントを贈る側の立場、貰う立場の男女900人(20代~60代)に聞いたところ、全体の20.1%の人が、親子の関わり方で変化したことが「ある」と回答した。具体的な内容として「あらためて親・子どもの大切さを感じるようになった」、「事あるごとに連絡をとるようになった」、「親子の会話やコミュニケーション量が増えた」などがポイントを集めた。

震災以降、親子の関わり方で変化したことはある?

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