東京スカイツリーの開業にあわせオープンする「東京スカイツリータウン」。ここには東京スカイツリーの入口フロアにある巨大な広場の「スカイアリーナ」、「コニカミノルタプラネタリウム“天空” in 東京スカイツリータウン」、そのプラネタリウムの「ドーム」がシンボルのドームガーデンなどがある。後日それぞれのスポットの見どころ記事もリリースするが、今回は内部が初公開された「すみだ水族館」のちょっとマニアックな部分にスポットを当てて編集部のMがご紹介する。

●マニアーック~その1~●

 水族館は5・6階にあり、入口は6階。中にはいると8つのゾーンに分かれており、6階と5階はペンギンやオットセイがいるプール型の水槽を囲むようなスロープで結ばれており、約400種類、約1万点の生物が展示中だ。

 5階にはタイドプールラボという、潮溜まりをイメージした水槽があり、飼育スタッフがその場でそこにいる生物について詳しく説明してくれる。疑問があれば飼育スタッフにその場で質問ができる点もマニアックにはたまらないポイントとなっている。そして今回ここにはカニが展示されていた。が、それは「こんなカニ見たことがない」というまさにマニアーックなカニばかり。

 そしてタイドプールラボを過ぎると「ペンギンカフェ」があり、そこでは小笠原の塩バニラソフトクリームなどのスイーツやソフトドリンクなどが販売されている。

ナウシカのオームみたい、と数十枚写真を撮ってしまった

最初、岩かと思いましたが、これはカニです。

タイドプールラボの飼育スタッフ

「ペンギンカフェ」のおさかな型のナゲット

●マニアーック~その2~●

 「ペンギンカフェ」からやや離れたところに、次なるマニアック心をくすぐるコーナーを発見。そう、そこにはあの海洋堂が製作した「すみだ水族館」のオリジナル限定フィギュアのトイカプセルがあるのだ!

 フィギュアは全部で8種類。世界自然遺産小笠原諸島をはじめとした東京の海をテーマにした生き物がセレクトされているという。その8種類を見ると……一番欲しいのは「ザトウクジラ」だろう。「アオウミガメ」も捨てがたい。そして最近無農薬のキャベツを食べようとした際、葉の裏にナメクジを発見して食欲が一瞬減退したMにとって、一番欲しくないと思ったのは「カタマイマイ」。

左上からザトウクジラ、オビシメのメス、オビシメのオス、アカイセエビ。左下からユウゼン、カタマイマイ(ブラウン)、カタマイマイ(グリーン)、アオウミガメ。

 そんな風にトイカプセルベンダーを前に思案をし、会場スタッフに「このガチャガチャ、やってもいいですか?」と聞くと確認をとってくれて「実はお土産で一つお渡ししているのですが、チャレンジされますか?」と聞かれ、「もちろんです」ということで300円を取り出し、いざガチャ、ガチャ、ガチャ。「このトイカプセルの初購入者ですね」とスタッフに言われ、テンションがグッと上がった。そして取り出し口から丸いカプセルを取り出してみると……。こ、このフォルムは、一番欲しくないと思った「カタマイマイ」では!?

 なんという運の悪さと落ち込むMに会場スタッフは「カタマイマイは小笠原で興味深い進化を遂げた生物ですよ」となぐさめてくれた。そうですよね、と心の中でつぶやきつつ、さっきあがったテンションは一気に落ちていた。

 こうして「すみだ水族館」には1時間ほど滞在し、あれやこれやと取材をしたのだが(後日の記事もお楽しみに!)、帰り際にお土産でトイカプセルを渡された。しかもそのお土産コーナーには「カタマイマイ」が展示されていた。もしや、本日「カタマイマイ」を2個もゲット!? ところが、なんと、お土産のトイカプセルは「ザトウクジラ」だったのだ! 「こ、これは最初から買わずにお土産を待てばよかったのか」という思いにも襲われたが、“トイカプセルの初購入者”にはなれたのだからこれでよかったのだ。残るは「アオウミガメ」ということでまたチャンレジしようと新たな誓いを打ち立てたMなのであった。

トイカプセルベンダーを発見!

フィギュアは全部で8種類

まさかのカタマイマイをゲット

お土産で手に入れたザトウクジラ

文●編集部 M

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