日産自動車は24日、コンパクトカー「マーチ」の燃費を向上して発売した。価格は103万6,350円から164万4,300円。

「マーチ 12G」

今回の改良では、アイドリングストップを搭載したマーチ「12X」「12G」(2WD車)のCVTの効率をさらに高めるなどして、JC08モードの燃費を22.6km/Lから23.0km/Lに向上。これにより、マーチの2WD車は「環境対応車普及促進税制」の減税措置によって自動車取得税と自動車重量税が減税され、今回の燃費向上の対象である「12X」「12G」は75%の減税となる。なお、マーチは全車がエコカー補助金の対象となっている。

また、同車をベースとした、オーテックジャパンのカスタムカー「マーチ ボレロ」と、ライフケアビークル「マーチ アンシャンテ 助手席回転シート」も、ベース車と同様に燃費性能を向上して発売。各モデルの2WD車は、「環境対応車普及促進税制」の減税措置により、自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。価格はボレロが143万7,450円から161万700円、アンシャンテ 助手席回転シートが128万5,200円から155万5,000円。

マーチおよびボレロ、アンシャンテ 助手席回転シートは、エンジンに1.2LのHR12DE(DOHC水冷直列3気筒)、トランスミッションにエクストロニックCVTを搭載。駆動方式は、2WD(FF)もしくは4WD(モーターアシスト方式)を採用する。乗車定員は5名。