福田里香「ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50」

お菓子研究家・福田里香が唱える「フード理論」をまとめたエッセイ集「ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50」が、4月12日に太田出版より発売される。表紙イラストや挿画はオノ・ナツメが手がけた。

「ゴロツキはいつも食卓を襲う」では、マンガや映画、アニメによく登場するフード表現を「ステレオタイプフード」と呼び、そこに込められた意味や隠れた真相を読み解いていく。「マヌケは、フードを喉に詰まらせて、あせる」「鼻持ちならない金持ちの子供は、食い意地がはっていて太っている」といった“フードあるある”が楽しく展開される。

オノ・ナツメは、これら「ステレオタイプフード」50個にイラストを執筆。普段オノの作品には描かれないような、いろいろなキャラクターが登場する。帯には、TBSのラジオ番組「タマフル」に福田が出演し「フード理論」を語ったことから、RHYMESTER・宇多丸がコメントを寄せた。

4月17日からはユトレヒトが運営するギャラリーNOW IDeAにて「ゴロ食」の発売記念イベントを実施。イラスト展示やインスタレーションを行う予定だ。

「ゴロ食」発売記念イベント

期間:2012年4月17日(火)~4月25日(水)
会場:UTRECHT/NOW IDeA
住所:東京都港区南青山5-3-8 パレスミユキ2F 5-3-8-2F