アウディ・ジャパンは3日、ベストセラーモデル「Audi A4 / S4」シリーズをモデルチェンジして発売した。スタイリングを一部変更したほか、搭載されるエンジンに全て過給付きの直噴方式を採用し、環境性能をアップさせた。

東京・原宿の「Audi Forum Tokyo」でも新型「Audi A4 / S4」シリーズが披露された

「Audi A4」

エンジンは「A4」に直列4気筒、シリーズのトップモデル「S4」にV型6気筒を搭載。直列4気筒はターボ、V型6気筒はスーパーチャージャーを搭載し、直噴方式を採用することでエンジン自体の効率化を推し進めた。さらにスタートストップシステム、エネルギー回収システム、電動パワーステアリングなど低燃費技術を組み合わせ、「A4 2.0 TFSI」では13.8km / リットル(JC08モード)となり、これまでにない低燃費を達成している。

エクステリアはフロント周りを中心にリファインし、現代的な高級感あふれるものとなった。ヘッドライトはより複雑な内部構造を持ち、アウディグリルも立体的でバンパーやボンネットと一体感のある造形となっている。インテリアはハイグロス仕上げ、クロームトリムにより華やかさを増した。

さらに、カメラとレーダーで車線を認識し、車線逸脱時にステアリングの自動修正を行うアウディアクティブレーンアシストを全車にオプション設定している。価格は180馬力の直列4気筒エンジンを搭載するエントリーモデル「A4 2.0 TFSI」が440万円、333馬力のV型6気筒エンジンを搭載する「S4 Avant」が817万円など。