タレントの杉本彩が30日、都内で結婚披露宴を行い、披露宴直前に夫の西野禎秀さんとともに会見を行った。

挙式披露宴前に会見を行った、杉本彩と夫の西野禎秀さん 拡大画像を見る

杉本は、肩を大胆に露出したウエディングドレス姿で、西野さんと仲良く手をつないで登場。「まさか40歳を過ぎてこのドレスを着るとは、これっぽっちも思っていなかったので、人生ってわからないものですね。私はアンチ結婚で、結婚すらもまさかだったのに…」と、自分でも今の状況を驚いている様子。

「披露宴を開こうと思ったきっかけは?」と聞かれると、「これはもう彼のため。私はドレスを着ることもライトを浴びることも慣れているけれど、彼が一生に一度、スポットライトを浴びるのもいいんじゃないかと思って」と話した。 一方の西野さんが、「昨年4月に入籍してから、ささやかな披露宴をやりたいと、ずっと話してきました」と思いのたけを語ると、杉本は「今回、初めて僕の意見が通ったって言うんですよ」とケラケラと笑い、相変わらずの夫婦の上下関係をうかがわせた。

しかし、杉本は「私は本当に(結婚式に)若いころから憧れがなくて。でもあらためて着てみると、いいものだなって。女性の皆さん、経験してみてもいいですよって今は思っています」と感極まり、目に涙を浮かべる場面も。そんな杉本に、西野さんは「美しくて緊張します」と、うっとりしていた。

さらに、杉本は「披露宴をやるからには、仕事のように並々ならぬこだわりがありまして」と火が付いた様子で、「テーマカラーは紫でスパニッシュがテーマ。ドレスもスペイン製のものにして、ヘアスタイルや装飾もスペインを意識したもので統一しました。情熱的で官能的な披露宴にしたかったので、照明・演出にもこだわりぬきました」と明かした。

披露宴では、二人で“愛の誓いのダンス”も披露すると言い、「夫は全然練習をしないんですよ」と杉本がぼやき、「このダンスを失敗したら、誓いも成立しないから」と釘を刺すと、西野さんは「もう胃が痛くて。ダンスのことを考えて昨日も寝ていなせん…」と話して、場を沸かせた。披露宴には、親族のほか萬田久子、京本政樹、岡本夏生、はるな愛、国生さゆり夫妻ら250人が出席。不仲とされる母親については、杉本は「残念ながら来ておりません」と話した。