モデルで女優の佐々木希が8日、都内で行われたCSフジテレビTWO放送の主演ドラマ『恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?』の完成報告会見に共演者の小泉孝太郎、えなりかずき、石田卓、加藤雅也と出席した。

ドラマ『恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?』の完成報告会見に出席した佐々木希 拡大画像を見る

佐々木から演じた役柄について「強烈なキャラクターで、気持ち悪いなと思っちゃいます」と言われてしまったえなりは「えなりさんと言う前にテレビカメラがこっちを向いたのが納得いかない」とふてくされ。それでも佐々木から告白されたら? と聞かれると「大好きです。役柄だろうが本人だろうが大好きです」と即答した。

同作は、第6回日本ラブストーリー大賞を受賞した中居真麻による同名小説の連続ドラマ。恋も仕事も高望みしているわけではないのに、何故か冴えない日々を送る25歳で恋愛経験ゼロの青子(佐々木)が、転んでも立ち上がってまっすぐに現実と向き合っていく姿を描く。

モテない女性を演じた佐々木だが「似ているところが沢山あって、プライベートと撮影の切り替えスイッチはなかったですね」と役柄に共感。周囲からも似ていると言われるそうで「複雑な気持ち」と苦笑していた。エンディングテーマも自ら歌っており「前向きになれる曲で、嫌なことも吹き飛んでしまうよう。ドラマにぴったり」とアピールしていた。 演じるキャラクターが『ビルマの竪琴』の水島というニックネームを付けられていることから「久々に頭を5ミリに切らせていただいた」と役作りに徹したえなりは「ふられ続ける青子がふる相手ということで、どんなにモテない女性でもふりたい男性を演じられたと自負しています」と嬉しそう。これまでのイメージとは違うSキャラに挑戦したという加藤は「芝居は相手があってのものだけれど、言いたいことをバンバンぶつけるだけというのも楽しい」と撮影を振り返り、「これを機に、イメージチェンジしたい」と新たな可能性に意欲を見せた。

CS放送フジテレビTWO『恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?』は3月16日より放送スタート(毎週金曜 23:00~)。