サプライズ登場した松嶋は「家政婦のミタ」では封印していた笑顔で長谷川を祝福

女優の松嶋菜々子が9日、日本映画プロデューサー協会主催の第36回エランドール賞の新人賞に選ばれた「家政婦のミタ」共演者・長谷川博己のために、都内で行われた授賞式にサプライズ登場した。

同番組で共演した子役たちが登場すると知らされていた長谷川は、大慌て。松嶋から「凄く三枚目で、それが計算した三枚目ではなく神が降りてきたような三枚目」と知られざる素顔を明かされたが、当の長谷川は「あまりの眩しさにどこに目をやたらいいのかわからない」と驚きすぎて会話が成立していなかった。

年間を通じて目覚しい活躍をした新人俳優や優秀作品を表彰するエランドール賞。新人賞は、2010年12月1日から2011年11月30日の1年間を通じて、最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られるもので、昨年は向井理や松下奈緒、満島ひかりらが受賞。この日は長谷川のほか、同賞受賞者の杏、井上真央、高良健吾、吉高由里子が出席。プレゼンターとして、特別賞を受賞した「相棒」制作チームには水谷豊と及川光博、「3年B組金八先生」制作チームには武田鉄矢、大河ドラマ制作チームには石坂浩二と中井貴一が駆けつけ、スタッフを労った。

新人賞を受賞した5人。左から長谷川博己、杏、高良健吾、井上真央、吉高由里子

水谷豊と及川光博の「相棒」チーム

「3年B組金八先生」の武田鉄矢

大河ドラマ制作チームには石坂浩二と中井貴一がプレゼンターに

「セカンドバージン」、「家政婦のミタ」と昨年大ブレイクを果たした長谷川は「34歳で新人という歳ではないが」と苦笑しながらも「1年と数カ月は怒涛の日々だった」と回想。テレビ朝日系「鈴木先生」でドラマ初主演を果たしたが、視聴率的には伸びは見られず。しかし、「作品としては評価を頂きました。その後は『家政婦のミタ』という高視聴率の作品に出させていただき、最低と最高を体験したすごい年だった」と笑わせた。また「セカンドバージン」で共演した鈴木京香とは熱愛の噂があったが「まあ、ご想像にお任せします」と否定も肯定もせず、余裕の笑顔を浮かべていた。

井上は、NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」、昨年の紅白歌合戦司会と多忙だった1年、そして震災を振り返りながら「無力さを感じたこともあったけれど、責任感と使命感も生まれましたし、自分の仕事に誇りを持つこともできました」とさらなる飛躍の誓い。今年の抱負を聞かれると「出会いを大切にする1年にしたい」と口にした。天然キャラで有名の吉高は、赤西仁と黒木メイサの電撃入籍の一報が、高良との共演映画『横道世之介』情報解禁とかぶったことをぼやき、「頑張って宣伝したい」と決意を新たにしていた。

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